F1 ダニエル・リカルド ルノーF1
ダニエル・リカルドは、F1バルセロナテスト2日目に走行中にリアウイングが脱落するというアクシデントに見舞われたものの、この2日間のルノーF1チームの新車『R.S.19』のパフォーマンスには満足していていると語る。

ルノーF1チームは午前と午後でドライバーを分けるプログラムを組んでおり、今年からチームに移籍したダニエル・リカルドは、前日の午後に続き、この日は午前の走行を担当。

走行中にリアウイングが脱落するというアクシデントが発生したものの、タイヤバリアぎりぎりでストップ。危機一髪でクラッシュは免れた。リアウイングの脱落はDRSシステムの故障によるもののようだ。

「リアウイングが壊れたときは、DRSが開いたままコーナーに入るような感じだったよ」とダニエル・リカルドはコメント。

「オンにしているときは問題なかった。ブレーキを踏んですぐにクルマのコントロールを失って、スピンしてしまった。実際、かなり速く走っていたし、バリアにヒットせうzに済んでよかったよ」

「でも、ウイングを修理するためニピットに戻らなければならなかったし、それには時間とパーツが必要だった。テストではパーツがそれほど多くないので、僕の朝は終わってしまった」

ダニエル・リカルドは、この2日間を楽しんでおり、今シーズンのルノーF1チームに期待を寄せている。

「細部への多くのこだわりを感じているし、野心という観点でも有望だ。ルノーは分析からすべてのチェックボックスにチェックを入れて、『もっと良くしよう』という観点で作業していると感じている」

「正直に言うと、僕たちはまだかなり保守的なものを走らせているし、メルボルンで搭載するものはまだ入れていない。完全が重要だしね」

「今のところは全てがかなりいい感じだし、それについての懸念はまったくない。今朝は1回だけロングランを走ったけど、とても心強いものだった。クルマの反応やタイヤの使い方などね。この段階での挙動と特性は励みになっている」

「ロングランでのクルマのタイヤの使い方はかなり励みになった。崖から落ちるような感覚はないし、素晴らしいね。それが直近の感触だ」

「僕たちはまだ軽い燃料で走っていないけど、ロングラン、タイヤの摩耗と使い方は戦える位置にいると思う」


ダニエル・リカルドは、誤ってレッドブル・レーシングのガレージに入りそうになったと冗談で語った。

「今日、僕がピットに入ったとき、レッドブルのスタッフがガスリーを待っていた。彼ら全員がそこに出ていたけど、『騙されないぞ』という感じだったね。実際、通り過ぎるときは手を振ってあげたよ」とダニエル・リカルドは語った。

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