F1 レッドブル アレクサンダー・アルボン
レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、移籍後初レースとなったF1ベルギーGPで5位入賞を果たしたアレクサンダー・アルボンのパフォーマンスを絶賛した。

レッドブルは夏休みに成績不振だったピエール・ガスリーに代えて、今季F1デビューを果たしたばかりのアレクサンダー・アルボンを起用することを発表。アルボンのパフォーマンスに注目が集まった。

ホンダの“スペック4”エンジンを搭載したことと引き換えにペナルティによって17番グリッドからスタートしたアレクサンダー・アルボンはオーバーテイクを連発。チームとの初戦で5位入賞を果たす最高のスタートを切った。

「週末を通してアレックス(アルボン)のパフォーマンスに非常に感銘を受けた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「彼は17番グリッドから素晴らしいリカバリーを見せ、我々との初レースを5位でフィニッシュした。彼はグランプリにむけて手探りで進めていたので、レース前半はかなり慎重だったが、柔らかいコンパウンドで彼にとっての状況は生き返り、いくつか素晴らしいオーバーテイクをみせてくれた」

一方、チームメイトのマックス・フェルスタッペンは、1周目にキミ・ライコネン(アルファロメオ)と接触してマシンを破損。それがクラッシュへとつながり、早々にレースをリタイアする結果となった。

「マックスはスタートが悪く、ターン1で集団のなかで身動きが取れない状態になった。コーナー途中でキミと接触し、フロントトラックロッゴが壊れ、レースは終了した」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「フラストレーションの溜まるレーシングインシデントだった。これでマックス20戦以上続いていたトップ5でのレースが途絶えることになった。彼のホームレースでその連続が途絶えてしまったのは残念だ」

レース前日のF2レースでは、アントワーヌ・ユベールがクラッシュに巻き込まれて命を落とすという悲劇的な事故があった。

「コミュニティ全体にとって困難な24時間だったし、誰もが熱い心でレースをしていた。シャルル・ルクレールを祝福したい。彼は素晴らしいレースをみせた。そして、アントワーヌの親しい友人が今日ここで勝ったことは本当にふさわしいことだと思う」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1ベルギーGP / アレクサンダー・アルボン