2024年F1 カタールGP 決勝:11位以下 ドライバーコメント
2024年 F1カタールGPの決勝で11位以下だったドライバーのコメント。12月1日(日)にルサイル・インターナショナル・サーキットで2024年のF1世界選手権 第23戦 カタールグランプリの決勝レースが行われた。
3回のセーフティカー出動、5台がリタイアという波乱の展開となったカタールGP。RBは角田裕毅が13位、ロアム・ローソンが14位とノーポイントに終わり、コンストラクターズ選手権6位争いで厳しい状況となった。
11位:バルテリ・ボッタス(ザウバー)
「今日は、良いスタートを切った後、すべてが僕に不利な展開となったので、フラストレーションが溜まる一日だった。ローソンとの接触事故でトラックポジションを失い、フロアにダメージを負ってしまった。そこからは後手に回らざるを得なかった。周は僕より前を走っていたので、戦略上、最初の選択権を持っていた。チームはハードタイヤのパフォーマンスを確かめるために早めのピットストップを指示したけど、セーフティカーのタイミングは最悪だった。結局、11位でフィニッシュしたけど、ポイント獲得まであと一歩のところだっただけに、なおさら残念だ。とはいえ、周とチームの健闘を称えたい。厳しいシーズンだったけど、彼が8位でフィニッシュしたことは、今シーズンを懸命に戦ったチーム全員の努力が報われた結果だ。次はアブダビに向かうが、良い形でシーズンを終えたい。チームは僕たちの競争力を示してくれた。最終戦で何ができるか見てみよう」
12位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「全体的には僕にとってはかなりひどいレースだったけど、こういうこともある。僕のミスによるフライングでスタートが悪かったし、その結果ペナルティを受けてピットストップ中にペナルティを消化することになった。それからパンクチャーに見舞われたのは不運だったし、ピットレーンでのスピード違反も僕の責任だ。今日はフロントウイングのセットアップが十分でなかったため、マシンはアンダーステアがひどかった。全力を尽くしたが、スタートからずっと調子が上がらなかった。今週末はあまり良くなかったが、来週はもう1週間あるので、もう少し良い結果を残せるよう頑張りたい。この最後のレースは、これまでチームとして成し遂げてきた素晴らしいことすべてに影響を与えるものではない。レースは感情のジェットコースターのようなものだ。これまでに素晴らしいレースも、悪いレースも経験してきた。結局は、転び方ではなく立ち上がり方だ。来週また頑張る」
13位:角田裕毅(RB)
「今日は厳しいレースでした。スタートは良かったし、ポジションを上げるには最高のチャンスだと分かっていました。でも、その後はペースが落ち始め、ポジションを落としてしまいました。チーム一丸となってデータを検証し、今週末うまくいかなかった点を理解し、今後のために学びたいと思います。アブダビは来週です。今は全員がリセットする必要があるし、シーズン最後のレースウィークエンドに向けてベストを尽くして臨みます」
14位:リアム・ローソン(RB)
「今日の僕らは、本来戦うべきチームと戦うには速さが足りなかった。最初のセーフティカー再スタートの際に、ボッタスを追い抜こうとしてスピンしてしまった。タイヤの温度が十分でなく、マシンを制御しきれずに接触しないように必死だった。その後は集団に追いつき、ペースも悪くなかったけど、ポジションが悪かった。レース終盤にはバランスにも問題が出てしまった。厳しいレースだった。昨年もここで苦戦した。今シーズンは大きな進歩を遂げたが、まだやるべきことはある。結局、ライバルたちに多くのポイントを失ってしまったが、アブダビでは全力で戦うつもりだ」
15位:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
「難しい一日だった。レースの大半はノー・マンズ・ランドで、ペースに苦しめられた。セーフティカーのおかげで面白くなったし、ソフトタイヤに履き替えるチャンスもあった。楽観的な賭けだったけど、僕たちのペースを考えると、やる価値はあった。セーフティカー再スタートのたびに、最初のラップだけが僕にとってオーバーテイクのチャンスだとわかっていたので、いくつかポジションを上げ、ポイント圏内にとどまることができたけど、次のセーフティカーを当てにしていて、結局は来なかったので、タイヤのデグラデーションがひどくなった。10周間は良いペースを保っていたけど、最終的には十分な速さを発揮できなかった」
DNF:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
「ターン1は混乱していて、すべてが非常に早く起こったのでうまくいかなかったが、ダメージはなかったので走り続けることができた。トラフィックの中で長いスティントを走った後、他のドライバーがフリーストップしたために、不運にもセーフティカー導入のタイミングに巻き込まれてしまった。再スタートの時、高速コーナーで大きくコースアウトしてしまったし、今日は僕たちの日ではなかった。週末の前半はうまくいったけど、後半はそうではなかった。マシンパフォーマンスは悪くないと自分では思うけど、僅差であり、我々を取り巻く他のマシンも良いパフォーマンスを発揮している。今はリセットして、またやり直す必要がある」
DNF:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「良い流れができていたし、5位につけていて、表彰台争いにも加わっていた。リスタートに備えてタイヤを温めていたとき、12コーナーでスロットルを戻したときに、大きなオーバーデリバリーがあった。タイヤが冷えていたのでコントローズできず、マシンのコントロールを失い、その時点からドライブできなくなってしまった。このような形で終わってしまい、とても残念だ。今週末はパフォーマンス面でいくつかポジティブな兆しが見られたし、マシンから多くのことを学び、良い方向性も見いだせたと思う。僕にとっては今シーズンはあまり良いものではなかった。浮き沈みが激しく、いくつか見直すべき点もある。チームとして全員でこの状況に立ち向かい、シーズンを軌道に戻そうとしている。アブダビでそれが実現し、力強い週末を迎えられることを願っている」
DNF:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「レース開始直後からマシンの調子が良くなかった。ターン2で左フロントをロックさせてしまったが、そこはそれほどブレーキをかけないコーナーなので、おかしいと思った。そしてターン5でアレックス(アルボン)と接触してしまったけど、それはまったく意図していなかった。彼と競り合おうとしていたわけではなく、ただコーナーのイン側のラインをキープしようとしていただけだったけど、アンダーステアがひどかった。タイヤがうまく機能していなかったのかもしれない。レースをリタイアするのは残念だけど、来週末のアブダビでまた頑張るよ」
DNF:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「残念ながら、僕にとっては期待外れの週末、そして短いレースになってしまった。スタートはうまくいって、フランコ(・コラピント)を追い越した。ニコ(・ヒュルケンベルグ)の左側にいたけど、悪いタイミングで悪い場所にいた。非常に狭くなっていて、残念ながら、接触が起こった時にはすでにアウト側にいたので、僕たちのレースは終わってしまった。レース中のアクシデントであり、今日は望んでいたようなものではなかった」
DNF:フランコ・コラピント(ウィリアムズ)
「インサイドに十分なギャップを空けようとしたのに、ターン1で脱落させられてしまい、がっかりしている。悪いタイミングで悪い場所にいたので、回避することはできなかった。レースには戦いに持ち込めるチャンスがたくさんあっただけに、非常にフラストレーションが溜まる。結局、残念ながらレースの一部だ。今日のダメージを評価する必要がある。アブダビではクリーンな週末を過ごし、シーズンを良い形で終えることを目指すことが重要だ」
カテゴリー: F1 / F1カタールGP / F1ドライバー
3回のセーフティカー出動、5台がリタイアという波乱の展開となったカタールGP。RBは角田裕毅が13位、ロアム・ローソンが14位とノーポイントに終わり、コンストラクターズ選手権6位争いで厳しい状況となった。
11位:バルテリ・ボッタス(ザウバー)
「今日は、良いスタートを切った後、すべてが僕に不利な展開となったので、フラストレーションが溜まる一日だった。ローソンとの接触事故でトラックポジションを失い、フロアにダメージを負ってしまった。そこからは後手に回らざるを得なかった。周は僕より前を走っていたので、戦略上、最初の選択権を持っていた。チームはハードタイヤのパフォーマンスを確かめるために早めのピットストップを指示したけど、セーフティカーのタイミングは最悪だった。結局、11位でフィニッシュしたけど、ポイント獲得まであと一歩のところだっただけに、なおさら残念だ。とはいえ、周とチームの健闘を称えたい。厳しいシーズンだったけど、彼が8位でフィニッシュしたことは、今シーズンを懸命に戦ったチーム全員の努力が報われた結果だ。次はアブダビに向かうが、良い形でシーズンを終えたい。チームは僕たちの競争力を示してくれた。最終戦で何ができるか見てみよう」
12位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「全体的には僕にとってはかなりひどいレースだったけど、こういうこともある。僕のミスによるフライングでスタートが悪かったし、その結果ペナルティを受けてピットストップ中にペナルティを消化することになった。それからパンクチャーに見舞われたのは不運だったし、ピットレーンでのスピード違反も僕の責任だ。今日はフロントウイングのセットアップが十分でなかったため、マシンはアンダーステアがひどかった。全力を尽くしたが、スタートからずっと調子が上がらなかった。今週末はあまり良くなかったが、来週はもう1週間あるので、もう少し良い結果を残せるよう頑張りたい。この最後のレースは、これまでチームとして成し遂げてきた素晴らしいことすべてに影響を与えるものではない。レースは感情のジェットコースターのようなものだ。これまでに素晴らしいレースも、悪いレースも経験してきた。結局は、転び方ではなく立ち上がり方だ。来週また頑張る」
13位:角田裕毅(RB)
「今日は厳しいレースでした。スタートは良かったし、ポジションを上げるには最高のチャンスだと分かっていました。でも、その後はペースが落ち始め、ポジションを落としてしまいました。チーム一丸となってデータを検証し、今週末うまくいかなかった点を理解し、今後のために学びたいと思います。アブダビは来週です。今は全員がリセットする必要があるし、シーズン最後のレースウィークエンドに向けてベストを尽くして臨みます」
14位:リアム・ローソン(RB)
「今日の僕らは、本来戦うべきチームと戦うには速さが足りなかった。最初のセーフティカー再スタートの際に、ボッタスを追い抜こうとしてスピンしてしまった。タイヤの温度が十分でなく、マシンを制御しきれずに接触しないように必死だった。その後は集団に追いつき、ペースも悪くなかったけど、ポジションが悪かった。レース終盤にはバランスにも問題が出てしまった。厳しいレースだった。昨年もここで苦戦した。今シーズンは大きな進歩を遂げたが、まだやるべきことはある。結局、ライバルたちに多くのポイントを失ってしまったが、アブダビでは全力で戦うつもりだ」
15位:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
「難しい一日だった。レースの大半はノー・マンズ・ランドで、ペースに苦しめられた。セーフティカーのおかげで面白くなったし、ソフトタイヤに履き替えるチャンスもあった。楽観的な賭けだったけど、僕たちのペースを考えると、やる価値はあった。セーフティカー再スタートのたびに、最初のラップだけが僕にとってオーバーテイクのチャンスだとわかっていたので、いくつかポジションを上げ、ポイント圏内にとどまることができたけど、次のセーフティカーを当てにしていて、結局は来なかったので、タイヤのデグラデーションがひどくなった。10周間は良いペースを保っていたけど、最終的には十分な速さを発揮できなかった」
DNF:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
「ターン1は混乱していて、すべてが非常に早く起こったのでうまくいかなかったが、ダメージはなかったので走り続けることができた。トラフィックの中で長いスティントを走った後、他のドライバーがフリーストップしたために、不運にもセーフティカー導入のタイミングに巻き込まれてしまった。再スタートの時、高速コーナーで大きくコースアウトしてしまったし、今日は僕たちの日ではなかった。週末の前半はうまくいったけど、後半はそうではなかった。マシンパフォーマンスは悪くないと自分では思うけど、僅差であり、我々を取り巻く他のマシンも良いパフォーマンスを発揮している。今はリセットして、またやり直す必要がある」
DNF:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「良い流れができていたし、5位につけていて、表彰台争いにも加わっていた。リスタートに備えてタイヤを温めていたとき、12コーナーでスロットルを戻したときに、大きなオーバーデリバリーがあった。タイヤが冷えていたのでコントローズできず、マシンのコントロールを失い、その時点からドライブできなくなってしまった。このような形で終わってしまい、とても残念だ。今週末はパフォーマンス面でいくつかポジティブな兆しが見られたし、マシンから多くのことを学び、良い方向性も見いだせたと思う。僕にとっては今シーズンはあまり良いものではなかった。浮き沈みが激しく、いくつか見直すべき点もある。チームとして全員でこの状況に立ち向かい、シーズンを軌道に戻そうとしている。アブダビでそれが実現し、力強い週末を迎えられることを願っている」
DNF:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「レース開始直後からマシンの調子が良くなかった。ターン2で左フロントをロックさせてしまったが、そこはそれほどブレーキをかけないコーナーなので、おかしいと思った。そしてターン5でアレックス(アルボン)と接触してしまったけど、それはまったく意図していなかった。彼と競り合おうとしていたわけではなく、ただコーナーのイン側のラインをキープしようとしていただけだったけど、アンダーステアがひどかった。タイヤがうまく機能していなかったのかもしれない。レースをリタイアするのは残念だけど、来週末のアブダビでまた頑張るよ」
DNF:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「残念ながら、僕にとっては期待外れの週末、そして短いレースになってしまった。スタートはうまくいって、フランコ(・コラピント)を追い越した。ニコ(・ヒュルケンベルグ)の左側にいたけど、悪いタイミングで悪い場所にいた。非常に狭くなっていて、残念ながら、接触が起こった時にはすでにアウト側にいたので、僕たちのレースは終わってしまった。レース中のアクシデントであり、今日は望んでいたようなものではなかった」
DNF:フランコ・コラピント(ウィリアムズ)
「インサイドに十分なギャップを空けようとしたのに、ターン1で脱落させられてしまい、がっかりしている。悪いタイミングで悪い場所にいたので、回避することはできなかった。レースには戦いに持ち込めるチャンスがたくさんあっただけに、非常にフラストレーションが溜まる。結局、残念ながらレースの一部だ。今日のダメージを評価する必要がある。アブダビではクリーンな週末を過ごし、シーズンを良い形で終えることを目指すことが重要だ」
カテゴリー: F1 / F1カタールGP / F1ドライバー