フォース・インディア:予選のパフォーマンスを生かせず(イタリアGP)

2008年9月15日
撤去されるフィジケラのマシン(イタリアGP)
フォース・インディアは、F1イタリアGP決勝レースで、エイドリアン・スーティルが19位、ジャンカルロ・フィジケラはリタイアだった。

初のQ2進出を果たし、12番グリッドからスタートしたフィジケラは、序盤良い走りを見せたが、デビッド・クルサード(レッドブル)との接触でフロントウィングがマシンの下に入り込み、ストレートでコントールを失いウォールに接触しリタイアした。

エイドリアン・スーティルは、良いところもなく最下位でレースを終えた。

セバスチャン・ベッテル、「信じられない」

2008年9月14日
初優勝を遂げたセバスチャン・ベッテル(イタリアGP)
セバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)が、イタリアGP決勝レースで史上最年少となる初優勝を遂げた。

ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテルが完璧なレース展開で見事な初優勝を遂げた。21歳73日での優勝はF1史上最年少記録。トロ・ロッソにとっても、ミナルディ時代から数えてチーム初優勝となった。160名ほどのプライベーターであるトロ・ロッソがF1で優勝することも快挙といえる。

「信じられないよ。レース中、全てがうまくいっていて、問題もなく、戦略もうまくいった。最後にチェッカーをうけたときに全てが真っ白になったよ。ピットまで戻ってくるラップ、セレモニー全てが感動的だった。人生最良の日だ。この感動的な日を一生忘れない。想像していた以上だよ。本当にチームのみんなにお礼をいいたい。」

F1第14戦イタリアGP 決勝:ベッテルが初優勝!F1史上最年少優勝!

2008年9月14日
セバスチャン・ベッテルが初優勝!(イタリアGP)
2008年F1第14戦 イタリアGPの決勝レースが14日(日)、モンツァ・サーキットで行われた。

雨の中、セーフティカー先導でのスタートとなったイタリアGP決勝レース。全車エクストリームウェットでのスタートとなったが、その後は天候は安定し、レース中盤にデビッド・クルサードがスタンダードウェットに履きかえたのを皮切りに、全車スタンダードウェットでのレースとなった。

ジョルジオ・アスカネッリ、ベッテルの初ポールを語る

2008年9月14日
ジョルジオ・アスカネッリ(写真中央)
トロ・ロッソのテクニカル・ディレクターであるジョルジオ・アスカネッリが、セバスチャン・ベッテルの初ポールポジションを語った。

フェラーリとマクラーレンで多くの成功を手にしたアスカネッリは、トロ・ロッソをバックマーカーからグリッドの最前列まで導くのを手助けした。

ジョルジオ・アスカネッリが、モンツァの予選、チームの進歩、そしてエンツォ・フェラーリからのアドバイスなどを語った。

ロバート・クビサ、「トロ・ロッソは非常に接近している」

2008年9月14日
ロバート・クビサ(BMWF1チーム)
ロバート・クビサは、まだトロ・ロッソが3番目に速いチームだとは考えないが、BMWのペースに非常に接近していることを認めている。

「ウェットコンディションで常に彼らの力強いパフォーマンスを見ているし、彼らはそれを立証するした。トロ・ロッソにおめでとうと言いたし、最近彼らは非常に良い仕事をしている。僕は多くの人たちを知っているし、モンツァでのポールはチームにとって非常に良い感覚なのは間違いない。彼は良い仕事をした。彼らによって良いことだ」

アロンソ、「トロ・ロッソは現在3番目に速いチーム」

2008年9月14日
フェルナンド・アロンソ(ルノーF1チーム)
フェルナンド・アロンソは、トロ・ロッソは現在のF1で3番目に速いチームだと語った。

トロ・ロッソは、イタリアGPでセバスチャン・ベッテルがポール・ポジションを獲得。ここ数レースで目に見えてパフォーマンスを改善させている。

アロンソは2001年にトロ・ロッソの前身であるミナルディからF1デビューを飾っており、そのチームが成功する姿を見ることに満足していると語る。

BMW、フェルナンド・アロンソの決断を待つ

2008年9月14日
BMW、フェルナンド・アロンソの決断を待つ
BMWは、フェルナンド・アロンソが来年どこのチームでドライブしたいか決定するのを待っていると語った。

キミ・ライコネンがフェラーリと2010年まで契約を延長したことにより、噂されたアロンソのフェラーリ移籍はいったん終幕を迎えた。

アロンソは来年、レースで勝てるマシンに乗りたいと語っており、彼がルノーとの契約を解除できるなら、ホンダとBMWが主な選択肢であると考えられている。

マッサ、エンジン交換の“ジョーカー”を使用(イタリアGP)

2008年9月14日
フェリペ・マッサ、エンジン交換のジョーカーを使用(イタリアGP)
フェリペ・マッサは、イタリアGPの決勝前にエンジン交換の“ジョーカー”を使用する。

今年のF1では、エンジンの2レース使用が義務付けられているが、ドライバーはシーズンに1回だけ10グリッド交換を受けずにエンジンを交換することができる。いわゆる“ジョカー”と呼ばれている権利だ。

フェラーリは、一晩中マッサのパワーユニットをチェックし、エンジンの全開率が76〜77%というイタリアGPの決勝レース前にエンジンを交換する決断をした。

F1第14戦イタリアGP予選 (ドライバーコメント)

2008年9月14日
F1 イタリア予選 ドライバーコメント
FORMULA 1 Gran Premio Santander d'italia 2008

1位 セバスチャン・ベッテル (トロ・ロッソ)
「これを実感するにはしばらく時間がかかりそうだ。いつの日かF1カーを運転するのがぼくの夢だった。これまでもポールポジションやレース優勝を目標としてきたとは言え、それが今日になるとは思わなかった。素晴らしい気分だ。ここイタリアで目標を達成できたのも驚きだった。イタリアのチームはふたつあり、フェラーリの方が有名だが、今日のことでイタリアの人々にもスクーデリア・トロロッソのことを知ってもらえたと思う。F1に出場できるだけでも最高なのに、ポールポジションからスタートできるなんて、本当に素晴らしい。今日は視界がとても悪かったので、アクシデントが起きなかったのはドライバー全員の功績だ。クルマを大幅に改善することができたので、午前中のセッションでもとても満足だった。クルマに自信が持てるということが、カギなんだ。予選第2セッションはとても難しいコンディションだったが、かなり早くに良いラップをまとめることができた。1周のクイックラップだけに集中するのではなく、コースに出て何周か走ったのは正しかったと思う」
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