F1バルセロナテスト初日:ハイドフェルドがトップタイム
2009年3月10日

今回のテストには、ホンダF1を買収したブラウンGPと新車STR4を発表したトロ・ロッソを加えた全10チームが参加。全チームが2009年マシンで走行する初のテストとなった。
午前中のカタロニア・サーキットには軽く雨が降ったが、すぐに日が差し、トラックはドライコンデションへと変化した。
フランツ・トスト 「ジェンソン・バトンという選択肢はなかった」
2009年3月10日

昨年12月にホンダがF1から徹底した際、空席があったのはトロ・ロッソだけだった。
そして、ジェンソン・バトンとトロ・ロッソの関連が推測されたが、バトンはロス・ブラウンによってチームが救済されるまでホンダに忠誠を誓い、トロ・ロッソは、2月6日にセバスチャン・ブエミのチームメイトとしてセバスチャン・ブルデーの起用を発表した。
フランツ・トスト Q&A (2009年シーズンプレビュー)
2009年3月9日

フランツ、トロ・ロッソは2008年のスタートと比較して、2009年のスタートはどうですか?
昨シーズンは、6戦目のモナコまで2008年型マシンでレースができなかった。予定より5レース早いので、今年はすでに見通しは素晴らしい。レッドブルの継続的なサポートを受けながら、スクーデリア・トロ・ロッソはこの12か月間で成長してきた。チームはより大きくなっているし、イタリア・ファエンツァのファクトリーも拡大、チームスタッフも増えている。2008年シーズンにコース上で発揮した素晴らしいパフォーマンスは我々の想定以上のものだったし、ポールポジションと勝利をあげ大量得点を記録できた。
ブラウンGPのエンジン契約、FIAはまだ未承認
2009年3月9日

2009年からメルセデスエンジンを搭載することになったフォース・インディアのビジェイ・マリヤは先週、自動車メーカーがエンジンを供給するのは2チームまでのFIAの規約があるため、ブラウンGPの協定に反対する可能性があったことを明かしている。
ブラウンGP BGP001
2009年3月9日

BRAWN GP BGP001
ブラウンGPの2009年F1マシン「BGP001」。BGP001は、ホンダが2009年参戦にむけて開発していたRA109をベースにメルセデス製エンジン搭載版に改良されたマシン。2008年シーズンの早くから設計・開発に着手していたため、空力デザインに際立ったコンセプトが用いられている。
FOTAが描くF1の未来図
2009年3月9日

F1の将来の姿に関する提案をした上で、FOTAは全チームが同意したダイナミックなパッケージプランを発表。これは、FIAの承認を待って2009年か2010年、もしくは両年に施行される予定だ。
この提案はF1の安定性、継続可能性、競技性、興行性の改善を目指すもので、今年の年明けにF1観戦者を対象に世界17カ国でFOTAが実施した調査に基づいて作成された。今回の調査では既存のF1ファンに加えて、たまにレースを観戦する一般観戦者という切り口からも調査を行い、F1の魅力を幅広く深めるための方法を検討した。
セバスチャン・ブエミ 「現実的でいなければならない」
2009年3月9日

セバスチャン・ブエミは、昨年イタリアGPでポールポジションから衝撃的な優勝を果たしたセバスチャン・ベッテルの後任としてトロ・ロッソに加入した。
セバスチャン・ブエミは、ベッテルの後釜は困難であることを認識しており、F1で良い仕事ができる準備はできていると感じているものの、チームは現実的でいなければならないと考えている。
トロ・ロッソ STR4:走行画像
2009年3月9日

トロ・ロッソは9日(月)、バルセロナで新車STR4での初テストを開始した。ドライバーはチームで2年目を迎えるセバスチャン・ブルデーが担当。STR4は、昨年マシンに比べてサイドポッドやリアウイングなど、親会社であるレッドブルのロゴが占める割合が増している。
ブラウンGP 画像 (バルセロナテスト初日)
2009年3月9日
