F1バレンシアテスト初日:セバスチャン・ベッテルがRB7でトップタイム

2011年2月2日
セバスチャン・ベッテル (レッドブル RB7)
2011年のF1合同テストが2月1日(火)、スペインのバレンシア・サーキットでスタートした。

テスト初日はチーム・ロータスを除く11チームが参加。レッドブル、フェラーリ、ザウバー、ロータス・ルノーGP、メルセデスGP、ウィリアムズ、トロ・ロッソが2011年の新車を持ち込んだ。

初日のトップタイムを記録したのは、新車RB7を走らせたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)。93周を走行したセバスチャン・ベッテルは1分13秒769をマーク。2010年マシンVJM03を走らせたニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)を上回り、RB7で順調な滑り出しをみせた。

ニコ・ロズベルグ、MGP W02に好感触

2011年2月2日
ニコ・ロズベルグ MGP W02
ニコ・ロズベルグは、1日(月)午前にメルセデスGP MGP W02での初走行を実施。第一印象は非常に良いと述べ、メルセデスGPの2011年の進歩に自信をみせた。

ニコ・ロズベルグは、ハイドロリック系のトラブルによりマシンを停止させなければならなかったが、W02が好みのマシンであることを認識するには十分だったと述べた。

ロータス・ルノーGP R31、サイドポット前方に排気口を配置

2011年2月2日
ロータス・ルノーGP R31、サイドポット前方に排気口を配置
ロータス・ルノーGPは、R31に急進的なエキゾーストシステムを採用している。

ロータス・ルノーGPはテスト前日の31日(金)に2011年F1マシン「R31」を発表したが、マシンのリアエンドは完全に密封されており、発表会に出席したジャーナリストらは排気口を見つけることができなかった。

だが、2月1日(月)にテストを開始したR31によって、その謎が明らかになった。

メルセデスGP、ニコ・ヒュルケンベルグのリザーブ起用を否定

2011年2月2日
ニコ・ヒュルケンベルグ
メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグは、ニコ・ヒュルケンベルグがメルセデスGPのリザーブドライバー候補であるとの噂を否定した。

メルセデス・ベンツのマーケティング責任者ヨアヒム・シュミットは、リザーブドライバー候補と交渉していると述べたが、ニコ・ロズベルグとミハエル・シューマッハに加えて、3人目のドイツ人ドライバーが加入を否定するような口ぶりだった。

2010年にリザーブドライバーを務めたニック・ハイドフェルドの起用について質問されたヨアヒム・シュミットは「我々にはすでに2名のドイツ人ドライバーがいる」と述べていた。

セバスチャン・ベッテル、RB7で初走行 (画像)

2011年2月1日
レッドブル RB7
セバスチャン・ベッテルが、レッドブル RB7でテストを開始した。

レッドブルは1日(火)、テスト開始前のバレンシア・サーキットで2011年F1マシン「RB7」を発表。その後、ディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・ベッテルがステアリングを握り、RB7でのテストを開始した。

ウィリアムズ、FW33でテストを開始

2011年2月1日
ウィリアムズ FW33
ウィリアムズは、合同テスト初日にFW33でのテストを開始した。

ウィリアムズはFW33の発表会を行わなかったが、テスト開始とともにF33での走行を開始。例年通り、FW33には伝統的なネイブーブルーのテスト用暫定カラーがペイントされた。

FW33の走行はルーベンス・バリチェロが担当。2日目にはルーキーのパストール・マルドナドとシートをシェアし、最終日はマルドナドがテストを担当する。

ペドロ・デ・ラ・ロサ、マクラーレン復帰を否定

2011年2月1日
ペドロ・デ・ラ・ロサ
ペドロ・デ・ラ・ロサは、2011年のリザーブドライバーとしてマクラーレンに復帰するとの報道を否定した。

ペドロ・デ・ラ・ロサは、2010年にザウバーでF1レースに復帰するまで、長年にわたってマクラーレンのテストドライバーを務めていた。

しかし、シーズン中盤にザウバーを放出され、その後はピレリのテストドライバーを務めていたが、ピレリとの契約も1月末で終了となった。

レッドブル RB7:詳細画像

2011年2月1日
レッドブル RB7
レッドブル RB7が発表された。RB7は、前年マシンRB6の正常進化版とされているが、随所にエイドリアン・ニューウェイらしい個性的なディテールを持っている。

美しいクビレを備えたノーズはRB6同様ハイノーズに設定。フロントウイングにはより複雑な曲線が用いられている。

メルセデスGP MGP W02

2011年2月1日
メルセデスGP MGP W02
メルセデスGPの2011年F1マシン「MGP W02」。昨年マシンと比較して幅の広いハイノーズが特徴的。エアボックスは従来型に戻された。カラーリングは、タイトルスポンサーであるペロトナスの“ペトロナスグリーン”がよりフューチャーされており、シルバーもより艶やかな質感の塗装となっている。
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