スタンダードエンジンを製造する予定のコスワース
F1にスタンダードエンジンを導入するという計画が、今週末FIAによって承認されそうだ。ルノーを含む5チームが、スタンダードエンジンの契約に興味を示しているという。

FIAの会長であるマックス・モズレーは、2010年から標準仕様のコスワース製エンジンを使用するという選択肢をチームに与え、契約期限を11日午後と設定。3年契約168万ポンド(約2億3,000万円)、年間費用549万ポンド(7億5,000万円)に最低4チームが関心を示せば契約を進めると述べていた。

完全な独立チームであるウィリアムズやフォース・インディアが関心を示しているようで、レッドブル・レーシングとスクーデリア・トロ・ロッソもFIAにこの選択肢について検討していると伝えている。

そして、驚くことにフランスの自動車メーカーであるルノーがFIAにスタンダードエンジンの供給に関心があると告げたようだ。

ルノーは、以前から親会社からF1参戦を正当化するよう経済的圧力を受けており、2010年からエンジン予算が劇的に縮小されるという見込みがあれば、ホンダのようなF1撤退の不安から逃れることができるかもしれない。

FIAは、マニュファクチャラーに2010年から標準化エンジンの使用を強制するつもりはないと明言しているが、モズレーは、自動車メーカーの自社製エンジンは、スタンダードエンジンに合わせてパフォーマンスを調節しなければならないと説明している。

異なる種類のエンジン間でのパフォーマンスの違いがなく、競争力のある選択肢が600万ポンド以下で入手できるなら、ルノーが何千万ポンドもかけてフルスケールのエンジンプログラムに資金を提供するのは無意味だとブリアトーレは感じるだろう。

モズレーは10日モナコで、FOTA代表とともに来年および2010年に実施するコスト削減案を討議する予定である。彼は、チームの提案は十分ではないとほのめかしており、ホンダの撤退を受けて緊急のコスト削減を求めて緊張した議論が予想される。

11日のスタンダードエンジンの締め切り後、FIA世界モータースポーツ評議会が12日に開催されるが、F1のコスト削減が主な議題になると見られており、FOTAが提出する規約提案および標準化エンジン計画が承認される予定である。

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カテゴリー: F1 / F1関連 / FIA