オスカー・ピアストリ F1中国GPで初ポール「Q3でマシンも自分も生き返った」

最初の2回の予選では、チームメイトのランド・ノリスよりも0.4秒以上遅かった。 しかし、ノリスがQ3でラップタイムを更新できなかった一方で、ピアストリはQ2から0.5秒以上縮めることに成功した。
「Q3では、多くのペースを見つけることができたと思う」と、グランプリで初のポールポジションを獲得したピアストリは語った。
「Q1とQ2では本当に苦労したけど、Q3でマシンが生き返り、自分自身もQ3で生き返ったと思う」
「だから最後にできたことに満足している。それでもラップは少し雑だったけど、ポールポジションを獲得できて興奮している」
上海インターナショナル・サーキットは今年のレースに先立ち、路面が再舗装された。より滑らかな路面によりコーナリングスピードが大幅に上昇し、ピアストリはポールポジションを獲得したラップでトラックレコードを更新し、1分30秒641を記録した。
「すごく楽しいよ」とレース後にピアストリは語った。「新しい路面はグリップがすごく高いから、僕たちにとっては最高のフィーリングだ」
「ただ、グリップを失うと、すぐに影響が出る。今週末は、多くの瞬間を写真や動画で見たと思うけど、僕たちが走った路面はかなりトリッキーだった。でも、うまくやれば、すごく気持ちいいんだ」

しかし、新しいサーフェスはタイヤのグレイニングを大幅に増加させることにもつながっている。ピアストリは、スタートでアドバンテージを確保し、クリアな空気の中で走り、タイヤをケアすることが重要だと語った。
「もちろん、クリーンな空気を維持することは重要だ。でも、スプリント(レース)の後にとても満足していた。自分たちにできることはすべてやったと思う。もうひとつ上の順位であればもっとうれしかったけど、レースの結果からすれば、これ以上望むものはない」
「だから、今朝は多くのことを学んだと感じているし、それを明日活かせることを楽しみにしている」
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