F1マイアミGPを彩った豪華アスリート陣 メッシやナダルら世界的スターが集結
F1はマイアミで華やかに再開し、スプリント週末は世界中のファンを楽しませるドラマチックな3日間となった。

マイアミ・インターナショナル・オートドロームのパドックには、サッカー界のレジェンド、テニス界のアイコン、オリンピック王者、米国スポーツチームの選手たちが集結。ドライバーたちの走りだけでなく、スポーツ界を横断するスターたちの来場も大きな話題を呼んだ。

■ リオネル・メッシがメルセデスとアルピーヌを訪問
サッカー史上最高の選手の一人であり、7度のバロンドール受賞とワールドカップ制覇を誇るリオネル・メッシは、日曜日にマイアミ・インターナショナル・オートドロームへ姿を見せ、熱烈な歓迎を受けた。

インテル・マイアミに所属するメッシは家族とともにメルセデスのガレージを訪問。子どもたちはチームグッズや、アンドレア・キミ・アントネッリとジョージ・ラッセルのサインを手にし、特別な体験を楽しんだ。

メッシはアントネッリのマシンにも座り、その後アントネッリは3連勝を達成。幸運を呼ぶ訪問になったとも言える週末だった。

一方で、最も心温まる場面となったのはアルピーヌのガレージ訪問だった。チーム全体がメッシに圧倒されるなか、同じアルゼンチン出身のフランコ・コラピントにとっては、幼少期からの憧れの存在との対面だった。

その効果もあったのか、コラピントは決勝で自己最高の7位を獲得。レース後にはインスタグラムで、この出会いを夢がかなった瞬間であり、人生で最も特別な経験のひとつだったと振り返った。



■ ナダルはチェッカーフラッグを担当
男子テニス史上屈指の名選手で、22度のグランドスラム制覇を誇るラファエル・ナダルもマイアミを訪れた。

ナダルはまずフェラーリのガレージを訪問し、その後ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールとともにブランドイベントに参加。日曜日には同郷のスペイン勢を訪ね、カルロス・サインツからF1ステアリングの技術について説明を受け、アストンマーティンではフェルナンド・アロンソとも再会した。

週末のハイライトは、決勝のフィニッシュでチェッカーフラッグを振る役目を任されたことだった。アントネッリがトップでラインを越える瞬間、ナダルがチェッカーを振り、マイアミGPの華やかな締めくくりを演出した。



■ セリーナ・ウィリアムズはハミルトンと再会
23度のグランドスラム・シングルス優勝を誇り、女子テニスを再定義した存在であるセリーナ・ウィリアムズも、長年のF1ファンとしてマイアミのパドックに姿を見せた。

フェラーリのファッションレーベルを身にまとい、スクーデリアのガレージを訪問。最大の見どころは、親しい友人であるルイス・ハミルトンとの再会だった。

ウィリアムズは後にインスタグラムで、イギリスのウィンブルドンとシルバーストンで、それぞれの競技を支配する黒人アスリートとして2人がつながった当時を振り返った。10年以上が経った今も、その絆は変わっていないようだった。



■ ミカエラ・シフリンもアントネッリを祝福
アルペンスキー史上最多勝を誇るミカエラ・シフリンは、スプリント週末を通してマイアミを満喫した。

週末にはF1パートナーのバリラからレザーバイカージャケットを贈られ、モータースポーツの雰囲気にふさわしい装いでパドックを楽しんだ。

シフリンはアントネッリとも対面し、アントネッリは彼女の2026年冬季オリンピック金メダルを試着。その後にアントネッリが勝利を収めると、シフリンはインスタグラムで興奮を投稿し、素晴らしいレースだったと祝福した。



■ ゴルフ界からもジョン・ラームとイアン・ポールター
ライダーカップで欧州代表として5勝を挙げ、モータースポーツ好きとしても知られるイアン・ポールターは、マイアミで多忙な週を過ごした。

ポールターはマクラーレンの新ゴルフライン発表に、ジャスティン・ローズやミシェル・ウィー・ウェストとともに参加。その後もレース週末に残り、マクラーレンのダブル表彰台を祝った。

メキシコシティでのLIVゴルフ勝利直後だったジョン・ラームも、フェアウェイを離れてマイアミのパドックを満喫。ナダルとともにパドックを巡り、スペイン勢と交流した。



■ 米国スポーツ界のスターも続々来場
オリンピック王者で世界王者のノア・ライルズは、米国開催レースの常連になりつつある。スプリントレース前のグリッドでは、彼らしいエネルギーを見せた。

オリンピック王者で世界記録保持者のシドニー・マクラフリン=レブロンも、タグ・ホイヤーのゲストとしてマイアミでグランプリデビューを果たした。

さらに、メッシだけでなくインテル・マイアミのチームメイトも多数来場。ルイス・スアレスはルクレールにアドバイスを送り、アウディのガレージやグリッドでレースを楽しんだ。

アウディのパドックでは、ニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトがインテル・マイアミの選手たちとボールを使ったゲームを楽しみ、ボルトレトはブラジルらしいテクニックを披露した。



■ マイアミの地元チームもF1を体験
ハードロック・スタジアムをパドックとして使用したこともあり、マイアミ・ドルフィンズの選手たちも週末の盛り上げに参加した。

NFL選手たちは木曜日にメルセデス、マクラーレン、キャデラックなどのチームと交流し、スタジアムの芝の上でカートも体験。その後は逆に、ドライバーたちにアメリカンフットボールのドリルを体験させた。

マイアミ・ヒートからも複数の選手が来場。シモーネ・フォンテッキオとハイメ・ハケスJr.は、オスカー・ピアストリの運転でホットラップを体験し、楽しさと恐怖が入り混じった表情を見せた。3度のオールスター選出を誇るバム・アデバヨも、パドックでレースデーの雰囲気を味わった。



■ スポーツ界を巻き込んだマイアミGPの存在感
そのほかにも、アルゼンチンのグランドスラム覇者フアン・マルティン・デル・ポトロ、体操の2度のオリンピック王者スニサ・リー、競泳の4冠金メダリストであるレオン・マルシャン、5度のオリンピック出場を誇るスノーボーダーのショーン・ホワイト、DJでありNBA王者4度のシャキール・オニール、元最速王者マルセル・ジェイコブス、元バイエルン・ミュンヘンDFジェローム・ボアテングらが来場した。

マイアミGPは、単なるF1レース週末にとどまらず、世界のスポーツスターが集う巨大なショーケースとなった。スプリント週末の激しい戦いとともに、パドックの華やかさもまた、今年のマイアミを象徴する要素となった。

マイアミグランプリ 2026年のF1世界選手権
Source: Formula1.com

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カテゴリー: F1 / F1マイアミGP