ピアストリがフェルスタッペンを称賛「F1で成功に必要なのは称号じゃない」
オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、ジュニアカテゴリーでの成功実績がF1での成功を保証するものではないと強調し、その象徴的な例としてマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)を挙げた。

オスカー・ピアストリは、F3とF2を連続制覇するなど、比較的王道といえるステップアップを経てF1に到達した。一方でマックス・フェルスタッペンは、カートからシングルシーターに進んだ後、わずか1年でF1へと昇格している。

ピアストリは、フェルスタッペンがF1昇格前に数多くのタイトルを獲得していなかった点に触れつつ、それでもF1で成功する準備が整っていたことを指摘した。

「マックスは、F1にふさわしい能力を示すために、必ずしもチャンピオンになる必要がなかった完璧な例だと思う」とピアストリは語った。

フェルスタッペンはヨーロッパF3選手権で唯一フル参戦したシーズンをランキング3位で終え、タイトルは現在F1で戦うライバルのエステバン・オコンが獲得している。それでも、その後のF1キャリアで圧倒的な成功を収めたことは周知の通りだ。

F1タイトル争いとジュニア時代の違い
ピアストリは、F1でのタイトル争いとジュニア時代の選手権争いには共通点がある一方で、大きな違いもあると説明している。

「似ている部分はあると思う。感じる感情自体は、ほとんど同じだ」とピアストリは、RacingNews365を含むメディアに語った。

続けて、シーズンの長さがもたらす違いについて言及した。

「F1で違うのはシーズンの長さだ。ジュニアで一番長かった選手権でも10戦だった。F1はその2倍半もある。その期間を戦い抜く必要がある」とピアストリは述べた。

さらに自身のF2時代を振り返りながら、次のように補足している。

「僕のF2シーズンは8戦だった。だから、その点はかなり違うと思う」とピアストリは続けた。

そのうえで、ジュニアカテゴリーとF1の価値観の違いについて、こうまとめている。

「ジュニアでは、もちろんチャンピオンを狙うけれど、それ以上に“なぜ自分がF1に行くべきか”を示すことが目的になる」とピアストリは説明した。

「長年見てきたように、マックスはその代表例だけど、F1に通用する能力を示すために必ずしもタイトルは必要ない」と語り、

「でもF1に来たら、チャンピオンになること以上の目標は存在しない。その点は違うけれど、共通する部分も確かにある」と結論づけた。

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カテゴリー: F1 / オスカー・ピアストリ / マクラーレンF1チーム / マックス・フェルスタッペン