メルセデスF1 ジョージ・ラッセル車復活の舞台裏「iPhoneのように再起動」
メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、2026年F1中国GP予選Q3でジョージ・ラッセルのマシンがコース上で停止した原因について、電気系トラブルの可能性を示唆した。ラッセルはアタックに入る直前にマシンを止める形となったが、チームの対応によって再びコースへ戻り、最終的にはフロントロウとなる2番手を獲得した。

ヴォルフは、ラッセルが再びラップを記録できるとは思っていなかったと認める一方で、マシンの電源を何度も入れ直す対応が復旧につながったと説明した。

また、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリがグランプリ予選で史上最年少ポールポジションを獲得したことにも賛辞を送っている。

“iPhoneのような再起動”で復旧
トト・ヴォルフは、ジョージ・ラッセルのマシンに発生したトラブルについて次のように語った。

「電気系のようだ。我々はマシンを3回パワーサイクルしなければならなかった。基本的にはiPhoneみたいなもので、電源を入れて、切って、また入れる。そして3回目で動いたんだ」

「彼が再びコースに出ていくとは思わなかった。でも驚いたことに、最終的にはラップをまとめることができた」

ラッセル「クレイジーなセッションだった」
ジョージ・ラッセル自身も、予選中のトラブルについて振り返っている。

「Q2の終わりからクレイジーなセッションだった。フロントウイングが壊れて、チームも本当に壊れていたのか確信が持てていなかった。でも僕は壊れたとかなり確信していたし、そこからフロントウイング交換を巡って少し混乱があった」

Q3ではさらに問題が悪化したという。

「コースに出た瞬間に何かおかしいと分かった。コース上で止まり、再始動を試したけれど、その時はかからなかった。そのあとで再始動した」

「ピットに戻ってからはギアも変速できなかった。でも残りわずかな時間で再びコースに戻ることができたし、今ここに座れていることを本当にうれしく思う。タイムを記録できずに10番手だった可能性も十分にあった」

メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

アントネッリのポール獲得にも賛辞
ヴォルフは、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリが最年少でグランプリ予選ポールポジションを獲得したことについても称賛した。

「多くの人が、あの子は若すぎると言っていた。メルセデスに乗せるには若すぎる、別の形で準備させるべきだとね。でも、あの子は今日やってのけた」

決勝はフェラーリとの戦いを警戒
そのうえでヴォルフは、決勝でもフェラーリとの激しい争いになると見ている。

「明日、彼らがスタートでどう来るか見てみよう。フェラーリは今日もメルボルンでもそうだったように、明日もものすごくプッシュしてくるはずだ。間違いなく見応えのあるレースになる」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1中国GP