メルセデスF1、ハミルトンに4基目のエンジン投入の可能性を認める
メルセデスF1は、2021年シーズン中にルイス・ハミルトンに4基目のエンジンを投入する可能性があることを認める。

今週末のF1ロシアGPでは、レッドブル・ホンダがマックス・フェルスタッペンに4基目のエンジンを投入することを決断。現在、5ポイントのリードを築いているフェルスタッペンだが、ハミルトンが4番グリッドに終わったとはいえ、最後尾からその差をリードできるとは考えにくい。

だが、マックス・フェルスタッペンにとっての朗報は、ルイス・ハミルトンもシーズン終了前のある時点で、新しいパワーユニットコンポーネントに対してペナルティを受けなければならない可能性が高いことだ。

「トルコ、オースティン、メキシコと、我々に合ったサーキットが再び登場する」とレッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは語った。

「ここソチでメルセデスを採用しているのと同じ理由で、メルセデスはそこでペナルティを受けると想定している」

メルセデスのトト・ヴォルフもその可能性を認める。

「すべてのチームが3基のエンジンでシーズンを乗り切るのに苦労している」とトト・ヴォルフは語った。

「エンジン交換のために降格し、対戦相手が勝った場合、追いつくためにその後4レースが必要だ」

「現在、エンジンの信頼性をチェックしていますが、現時点では問題はない。だが、事故が発生して、後方からスタートしなければならない週末が来るかもしれません。それはエンジンを変える理想的な時期だろう」

マックス・フェルスタッペンは、2018年のF1ロシアGPで19番グリッドから5位入賞を果たしているが、今年のレースはそれよりも難しい可能性があると警告する。

「ミッドフィールドとのギャップはそれよりも大きかった」とマックス・フェルスタッペンは語った。

「でも、僕たちはこのペナルティを受けなければならなかった。ここで受けなかったとしても、どこか別の場所に受けていただろう」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / ルイス・ハミルトン