メルセデスF1、スペインGPでのタイヤのブリスター問題に懸念
メルセデスF1は、今週末の第6戦F1スペインGPだけでなく、スパ・フランコルシャンで開催される第7戦F1ベルギーGPでもタイヤにブリスターの問題を抱える可能性を懸念している。

メルセデスF1は、2020年の開幕4戦で連勝したが、先週末のF1 70周年記念GPでマックス・フェルスタッペンとレッドブル・ホンダで土をつけられた。

メルセデスF1は、高い気温のシルバーストンで行われたレースでタイヤのブリスターに苦しんだが、レッドブル・ホンダのタイヤは綺麗なままだった。

新型コロナウイルスによるカレンダーの改訂で、ヨーロッパのレースは夏開催となっており、カタルニア・サーキットで開催される第6戦F1スペインGPでもF1スペインGPでもメルセデスには懸念が高まっている。

メルセデスのトラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは「リアタイヤの問題だった。気温が高くなったこともひとつの要因だった」と振り返る。

「タイヤの中心部が非常に熱くなってしまった。それによってタイヤが滑り、さらなる熱を生み、内圧をさらに上げた。結果として悪循環に陥り、グリップを失い、ラップを重ねるごとにコントロールするのが難しくなっていった」

「この問題は今年初めて目にしたものであり、何が起こっているのかを正確に理解し、どのように改善できるかを検討する必要がある。他にも暑いレースになったときのために適切に対処できるツールが整っていることを確認したい」

「この問題はもう起きない、スペインでも起こらないと見ていると言うならば、我々は浅はかだ」

「我々は解決策を見つける必要がある。今週末、問題の本質を正確に理解し、十分な進歩を遂げたいし、我々の状況が他チームよりはるかに悪かった理由を知り、スペインに向けてそれを克服したい」

「しかし、スペインGPが厳しいレースになるのは間違いないだろう。スペインの後のスパもブリスターが発生する可能性のあるエネルギーが高いサーキットだ」

「パフォーマンスに関する我々の焦点はどのようにしてタイヤを低い温度に保つことができるか、どうすればこの問題を回避できるかにある」

「問題が再発しないことを願っている。スペインGPは我々が必要な進歩を遂げたかどうかについての良いテストになると思う」

ピレリのF1責任者のマリオ・イゾラは、F1スペインGPも“最も要求の厳しい”レースになると予想している。

「今年、カタルニア・サーキットでチームが走るのは3回目だが、今週末に遭遇する状況は2回のプレシーズンテストとは大きく異なる可能性がある」とマリオ・イゾラは語る。

「それは暖かい気候と冬季テスト以降、マシンに行われたすべての改善のためだ」

「8月中旬にバルセロナで予想される高温は、タイヤに厳しいことでよく知られているトラックのサーマルデグラデーションを増加させるため、それらを管理し、トラクションに影響を与えるオーバーヒートを制御することが特に重要になる」

「シルバーストンが最近確認したように、現在のマシンはこれまで以上に高速であり、スペインGPはこれまで8月に開催されたことがないので、カタロニア・サーキットで見た中で最もタイヤに厳しいレースになるはずだ」

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カテゴリー: F1 / メルセデス / F1スペインGP