メルセデス、長期的なF1継続の鍵は「ダイムラー離れ」
メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1での“長期的な将来”のためには親会社であるダイムラーからのF1チームへの貢献を削減していくことが重要だと語る。

過去6年間でドライバーズおよびコンストラクターズの両方のタイトルを連覇しているメルセデスだが、F1における将来は保証されていない。

親会社であるダイムラーは、最終戦アブダビGPの表彰台に上がった取締役のブリッタ・シーがが出席。チームの2018年の決算によると、ダイムラーの出資額は4000万ポンド(約57億円)ほどとなっている。

レースはメルセデスにとって“中核”ではあるものの、ダイムラーからの貢献を削減していくことがメルセデスの“長期的”なF1の将来にとって不可欠であるとトト・ヴォルフは語る。

「私はモーターレース活動の責任者だ。だが、自動車業界内が変化のタイミングであることを認めなければならない最初の人物でもあり、全ての活動を検討する必要がある」とトト・ヴォルフはコメント。

「F1とモーターレースは、全体的に我々がコアDNAの一部だと信じている活動だ。最初のメルデセスはレースカーだった」

「もっと効率的にする必要があると思っている。我々は強固なビジネスケースを提供する必要がある。我々の活動へのダイムラーからの貢献を削減する必要があるし、それが達成できれば、我々は長期的にF1にいる」

メルセデスは2010年にF1にワークスチームとして復帰したが、初勝利にはニコ・ロズベルグによる2012年のF1中国GPまでかかった。だが、2014年からはF1を支配している。

トト・ヴォルフは、メルセデスF1チームは“ダイムラーグループ全体”で最高の投資のひとつだと語る。

「F1はダイムラーグループ全体の最高の投資収益率のひとつだ。10億ポンド以上のリターンを生んでいる。最終的にそれがはすべてブランドに関するものだ」とトト・ヴォルフはコメント。

「我々がやっていることは素晴らしいエンターテインメントであると同時にテクノロジーでもあると思う。最も効率的なハイブリッドエンジンであり、ブランドにスポーツのイメージを与えている」

「2014年に成功の旅をスタートして以来、我々はメルセデスの異なるブランドイメージを形成することに携わってきた。もちろん、最も重要な部分はロードカー、スタイル、そして、テクノロジーだ。だが、我々が勝ったF1グランプリはブランド認知を変えることに小さな貢献を加えたと思っている」

「取締役のメンバーがここにいるのはそれが理由であり、ダイムラーが実際に恩恵を受けているポジティブな活動だ」

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カテゴリー: F1 / メルセデス