F1 メルセデス
メルセデスは、2019年のF1世界選手権で開幕から8戦で全勝を続けてるが、その中で見舞われた様々なトラブルはどれもリタイアの可能性があったと気を引き締める。

今週末のオーストリアGPは前戦からの連続開催となるが、昨年のレースではメルセデスがまさかのダブルリタイアを喫している。

今年のオーストリアGPに向けて、メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは連勝に奢らずに謙虚さを保って全力を尽くしていくと誓う。

「去年のオーストラリアGPでの我々の結果は2018年の最低点だった」とトト・ヴォルフは振り返る。

「フロントローを独占して多くのポイントを獲得できる可能性があったがダブルリタイアに終わった。我々のスポーツがどれだけ早く状況が悪くなってしまうか、F1では信頼性とパフォーマンスがいかにい密接に関係しているかを思い出させられた」

「今年、我々のレース完走記録は良いものだが、2週連続でメカニックたちがクルマの“開胸手術”と同等のことをしなければならないという事実を無視することはできない。我々は異なるコンポーネントの様々な問題に直面してきたが、そのどれもが我々をリタイアさせる可能性のあるものだったし、できるだけ早くにそれらの問題に対処する必要がある」

「オーストリアの天気予報では、気温が30℃を超えると予想されている。トラックの位置する高い標高による空気密度の低さと相まって、シュピールベルクでは冷却が大変なチャレンジになる可能性がある」

「我々は12ヵ月前よりも良い仕事をするために熱心に働き、謙虚さを保ち、全力を尽くす必要がある」

関連:2019年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1オーストリアGP