メルセデス:ダブル表彰台もフェラーリに敗北 / F1バーレーンGP
メルセデスは、F1バーレーンGPの決勝レースで、ルイス・ハミルトンが2位、バルテリ・ボッタスは3位だった。
ルイス・ハミルトン (2位)
「チャレンジンな週末だった。レースのスタートは問題なかったけど、セバスチャンが僕のブラインドになる場所にいて、彼がどこにいるかわからなかった。そこでポジションを失ってしまった」
「あとに続いて走るのは本当に厳しかったけど、僕たちは全体的に似たようなペースだった。セーフティカー中に判断ミスをしてしまった。僕のミスだし、チームに謝りたい。第2スティントと最終スティントは良いペースがあったし、正直、セバスチャンを捕えられると思っていた。でも、5秒ペナルティによって2倍厳しくなってしまった。最終スティントをソフトで行くと選択は正しかったと思う。まだ先は長かったのでベストな判断だったと思っている。僕たちのスタッフはここまでのシーズンずっと良い判断をしてきた。ミスを挽回するためにベストを尽くしたけど、十分ではなかった。それでも僕たちは多くのポイントを獲得できた」
バルテリ・ボッタス (3位)
「良い一日ではなかった。スタートでタイヤ圧に問題を抱えていた。なんでそうなったのかはわからないけど、第1スティントでそれを感じていたし、2周目という早い段階でスライドしていた。ペースも良くなかったし、セバスチャンから本当にプレッシャーをかけられていた。第1スティントを延ばそうとしたけど、ペースを維持することができなかった。第2スティントは良かったけど、まだオーバーステアに苦しんでいたし、最終スティントではリアエンドを働かせることができなかった。セーフティカー中の1回目のピットストップで問題があってタイムを失ってしまった。たぶん、それがなければ僕が前にいただろうけど、チームが問題を調査してくれることはわかっている。リスタート後はセバスチャンと良いレースができたけど、残念ながら、それは短い期間だけだった。ここまで望んでいたリザルトを残せていないけど、ソチでは力強い週末を目指す」
トト・ヴォルフ (メルセデス モータースポーツ責任者)
「今日のレースで再び今年がこれまでとまったく異なるコンペティティブな状況、フェラーリとの対決であることを思い知らされた。チーム一丸となって臨むべきチャレンジだと確信している。大幅なレギュレーション変更があった冬を経て、毎週末、優勝を争う位置にいられるのは非常にポジティブなことだと思っている。だが、今日は改めて結果を出すにはすべてをうまくやる必要があることを実感させられた。スポーツに関わる者として味わうチャレンジでもある。最終的に今日はわずかなロスで勝利を逃してしまったが、特にルイスがそうであったように、クルマにペースはあり、必要なタイミングではしっかりと引き出せていた。最初のダメージはグリッドで起きた。ジェネレーターの故障により、バルテリのスタート時のプレッシャーが相当に高く、序盤のスティントのペースが制限された。それにより、後続とのギャップを広げられず、ルイスがベッテルの後方にいたこともあり、我々の戦略の選択肢はかなり限られてしまっていた。後れを取っていた上に、フェラーリがアンダーカットを完璧にやり遂げて先行した。セーフティカーのタイミングは運が良く、それで挽回するチャンスだったが、ホイールガンにトラブルがあり、2台ともタイムロスし、加えてポジションも失ってしまった。2台は別のタイヤコンパウンドを履いていたので、バルテリにはルイスに道を譲るよう、不人気かつ苦渋の要請をしなければならなかった。こういったことをやりたいとは思っていないが、レース優勝が危険にさらされる場面ではそれを得るために必要なことをやるつもりだ。その後は最後の数周でルイスがセバスチャンに追いつけるようにできる限りサポートしたが、5秒のタイムペナルティを受けたこともあり、近づくには大きなギャップができてしまった。バーレーンでは多くを学んだし、ベストなパフォーマンスを発揮して、レースに勝てるスピードを得るにはまだやるべきことがたくさん残っている」
関連:F1バーレーンGP 結果:セバスチャン・ベッテルが今季2勝目
カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1バーレーンGP
ルイス・ハミルトン (2位)
「チャレンジンな週末だった。レースのスタートは問題なかったけど、セバスチャンが僕のブラインドになる場所にいて、彼がどこにいるかわからなかった。そこでポジションを失ってしまった」
「あとに続いて走るのは本当に厳しかったけど、僕たちは全体的に似たようなペースだった。セーフティカー中に判断ミスをしてしまった。僕のミスだし、チームに謝りたい。第2スティントと最終スティントは良いペースがあったし、正直、セバスチャンを捕えられると思っていた。でも、5秒ペナルティによって2倍厳しくなってしまった。最終スティントをソフトで行くと選択は正しかったと思う。まだ先は長かったのでベストな判断だったと思っている。僕たちのスタッフはここまでのシーズンずっと良い判断をしてきた。ミスを挽回するためにベストを尽くしたけど、十分ではなかった。それでも僕たちは多くのポイントを獲得できた」
バルテリ・ボッタス (3位)
「良い一日ではなかった。スタートでタイヤ圧に問題を抱えていた。なんでそうなったのかはわからないけど、第1スティントでそれを感じていたし、2周目という早い段階でスライドしていた。ペースも良くなかったし、セバスチャンから本当にプレッシャーをかけられていた。第1スティントを延ばそうとしたけど、ペースを維持することができなかった。第2スティントは良かったけど、まだオーバーステアに苦しんでいたし、最終スティントではリアエンドを働かせることができなかった。セーフティカー中の1回目のピットストップで問題があってタイムを失ってしまった。たぶん、それがなければ僕が前にいただろうけど、チームが問題を調査してくれることはわかっている。リスタート後はセバスチャンと良いレースができたけど、残念ながら、それは短い期間だけだった。ここまで望んでいたリザルトを残せていないけど、ソチでは力強い週末を目指す」
トト・ヴォルフ (メルセデス モータースポーツ責任者)
「今日のレースで再び今年がこれまでとまったく異なるコンペティティブな状況、フェラーリとの対決であることを思い知らされた。チーム一丸となって臨むべきチャレンジだと確信している。大幅なレギュレーション変更があった冬を経て、毎週末、優勝を争う位置にいられるのは非常にポジティブなことだと思っている。だが、今日は改めて結果を出すにはすべてをうまくやる必要があることを実感させられた。スポーツに関わる者として味わうチャレンジでもある。最終的に今日はわずかなロスで勝利を逃してしまったが、特にルイスがそうであったように、クルマにペースはあり、必要なタイミングではしっかりと引き出せていた。最初のダメージはグリッドで起きた。ジェネレーターの故障により、バルテリのスタート時のプレッシャーが相当に高く、序盤のスティントのペースが制限された。それにより、後続とのギャップを広げられず、ルイスがベッテルの後方にいたこともあり、我々の戦略の選択肢はかなり限られてしまっていた。後れを取っていた上に、フェラーリがアンダーカットを完璧にやり遂げて先行した。セーフティカーのタイミングは運が良く、それで挽回するチャンスだったが、ホイールガンにトラブルがあり、2台ともタイムロスし、加えてポジションも失ってしまった。2台は別のタイヤコンパウンドを履いていたので、バルテリにはルイスに道を譲るよう、不人気かつ苦渋の要請をしなければならなかった。こういったことをやりたいとは思っていないが、レース優勝が危険にさらされる場面ではそれを得るために必要なことをやるつもりだ。その後は最後の数周でルイスがセバスチャンに追いつけるようにできる限りサポートしたが、5秒のタイムペナルティを受けたこともあり、近づくには大きなギャップができてしまった。バーレーンでは多くを学んだし、ベストなパフォーマンスを発揮して、レースに勝てるスピードを得るにはまだやるべきことがたくさん残っている」
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