メルセデス
メルセデスは、ピレリとのタイヤテストについて、戒告と若手ドライバーテストへの参加禁止という処罰を受けたことに対して声明を発表した。

現役ドライバーによる2013年マシンでのテストを秘密裏に行った“テストゲート”騒動は、多額の罰金やコンストラクターズポイントの剥奪など重い処罰が囁かれていたが、最終的には戒告と若手ドライバーテストへの参加禁止という軽い処罰に留まった。

この評決を受け、メルセデスは声明を発表。評決を全面的に受け入れると述べた。

「メルセデスAMGペトロナスF1チームは、本日発表されたFIA国際法廷の評決を認め、受け入れる」

「国際法廷の評決は、チームはピレリテストに関して誠意を持って行い、決して、競技面での不当なアドバンテージを得る意向はなく、ピレリテストの承認が得られなかったと考える理由がなかったことを確認した」

「メルセデスは、法廷によって決定された戒告と若手ドライバーテストの禁止という釣り合いのとれた処罰を受け入れる」

「メルセデスは、適切な的法手続きとFIAの独立した規則体系の仕組みについて改めて称賛したい」

「さらにチームは、昨日受けた公正なヒアリングに対して国際法廷とその代表に感謝したい」

「スポーツの最大の利益においてチームは決定を上訴する権利を行使する意向はない」

「メルセデスは、今後のテストにおけるより厳しい手続きの確立、特に任命されたタイヤサプライヤーをサポートするために、FIAそして仲間である競争相手と働いていくことを楽しみにしている」

「現在、我々はこの件に終わりをもたらし、チームにとって重要なホームレースであるイギリスとドイツのグランプリに集中したいと思っている」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1