ハミルトンのトップタイムはパフォーマンス?
2009年7月11日

金曜フリー走行2回目で2番手のセバスチャン・ベッテルにコンマ2秒差をつけてトップタイムを記録したハミルトン。しかし、その走行は新品ソフトタイヤと少ない燃料によるパフォーマンス走行であったとの見方が強い。ドイツはマクラーレンがパートナーを組むメルセデス・ベンツの本拠地。
マクラーレン:F1ドイツGP初日
2009年7月11日

ルイス・ハミルトン (1番手)
「クルマはまだダウンフォースが不足しているけど、今日試した新しいパーツによって確実に改善している。まだ長い道のりだけど、最も重要なのは、それらの新しいアップグレードが僕たちを正しい方向に推し進めてくれていることだ。進行中の作業だけど、ファクトリーのみんながこれらのパーツをサーキットに届けるために素晴らしい仕事をしてくれた。ある人から、そららのパーツを造るために36時間ノン・ストップのシフトで働いていたと聞いた。信じられないことだ。これから僕たちがトラックで仕事をして、すべてを前進させ続けたい。まだ時期尚早だし、過信しているわけではないけど、明日はQ3に進めむことができて、日曜の午後にはポイントが獲れることを期待している」
マクラーレン、新型ダブルディフューザー (F1ドイツGP)
2009年7月10日

しかし、このフロアは1台しか持ち込まれておらず、ルイス・ハミルトンだけが使用している。
新たなディフューザーは、ダブルディフューザーの上段側の開口部が大きくなり、中央部の面積が大きくなっている。ブラウンGPのデザインと同じコンセプトと言えるだろう。
マクラーレン、開発アプローチを見直し
2009年7月4日

マクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュは「シルバーストンの週末から教訓を得て、シーズン後半のための方法を再検討した」と語る。
ウィットマーシュは、シーズン前半は方針を熟考して成果を得るというより、できるだけ早く新しいパーツを搭載することに注力していたと感じていると語る。
ヘイキ・コバライネン (F1ドイツGPプレビュー)
2009年7月4日

ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
「ニュルブルクリンクは素晴らしいサーキットだ。いろんなコーナーがある。かなりトリッキーで、流れるようなリズムが必要なテクニカルなセッションがあったり、マシンの良いセットアップが必要な速いコーナーがある。ヘアピンの後の上り坂のS字をF1マシンで頂上に達することは最高の気分なんだ。ドイツにいくことは、マエルセデス・ベンツのみんなの努力に敬意を表す絶好の機会だ。彼らのエンジンは、F1で最もパワフルで安定性があると思う。彼らのKERSも素晴らしいね」
ルイス・ハミルトン (F1ドイツGPプレビュー)
2009年7月4日

ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「最後にニュルブルクリンクでレースをしたのは2007年だね。後方からの戦いが続き、ポイントからたった1つ後ろでフィニッシュした厳しい午後だったのを覚えている。素晴らしいサーキットだし、最近の多くのトラックよりも少し古くて、かなり異なった感覚だね。速くて、流れるようで、オーバーテイクのためにいくつか良いポイントがある。世界的にも素晴らしい場所の1つだ。西ドイツの森の深くにあって、ファンはF1で呼吸をして生きているようなんだ。ドイツでレースをするときはいつでも驚くべき雰囲気だね」
ロン・デニス、F1復帰か
2009年6月26日

マクラーレン・メルセデスのグループ会長兼社長であるロン・デニスは、マックス・モズレーの最大の敵のひとりである。
ロン・デニスがマクラーレンのチーム代表を務めていた2007年には、F1史上最高額の1億ドルの罰金をFIAによって科せられた。
ルイス・ハミルトン、ドーナツターンを強行
2009年6月22日

母国グランプリとなるイギリスGPで、ハミルトンは予選19番手、決勝では周回遅れの16位と厳しい週末となった。
レース後ハミルトンは、母国ファンへの感謝を表すためにピットに戻るまでのスリーダウンラップでリアホイールをスピンさせてドーナツターンを披露。FIAから注意を受けた。
マクラーレン:ハミルトンは16位 (F1イギリスGP)
2009年6月22日

ルイス・ハミルトン (16位)
「今日も全力を尽くした。下位でポジションを争うことになったが、スタートからフィニッシュまでずっと限界で走行していた。フェルナンド(アロンソ:ルノー)とのバトルは面白かったが、ポイント圏内まで進出できるスピードは持ち合わせていなかった。今週末の最大の収穫はファンの存在を肌で感じたこと。最初から最後まで声援を送ってくれて、大きな励みになった。彼らのためにも、そして自分自身が英国の誇りであるためにも、是非とも結果を出したい。ただし、それにはまだ解決すべき課題が山積している」