マーカス・エリクソン、エアボーンクラッシュの優勝「信じられない」 / インディカー 第11戦
マーカス・エリクソンは、インディカー第11戦での優勝を「信じられない勝利だ」と振り返る。

マーカス・エリクソンは、5周目のリスタートで加速するタイミングが早く、すぐ前を走っていたセバスチャン・ブルデーのマシンに後方からぶつかり、リヤホイールに乗り上げて宙に舞い上がった。

セバスチャン・ブルデーを飛び越えてフロントから着地したエリクソンのマシンはフロントウイングなどを大破し、その修理後にはストップ&ゴーのペナルティーも課された。

しかし、コースへと戻ったエリクソンにはスピードがあり、粘り強い走りが実って、最後尾から追い上げてのすばらしい勝利を挙げた。

「信じられない勝利だ」とマーカス・エリクソンはコメント。

「インディカー・シリーズでは、本当に何が起こるかわからないということだ。絶対にあきらめてはいけない。僕の後ろには非常に優秀なチームが控えてくれている。彼らはすばらしいマシンを用意してくれ、今日の勝利を可能にしてくれた」

「この勝利を私のマシンをみてくれている全クルーに捧げる。レース序盤のアクシデントで受けたダメージを彼らは見事に修復してくれた。Hondaエンジンは最高で、レースを通してパワフルだった」

「コルトン・ハータは週末を通じて本当に速かったと思う。彼を背後に封じ込めながら、燃費のセーブも行わねばならなかった状況での走りは、僕のレーシングキャリアの中でもベストのパフォーマンスであったと言っていいだろう。ハータがクラッシュでレースを終えたことは非常に残念だ。彼は今日のレースで表彰台に上がるべき走りをしていた」

「自分たちのチームを誇りに感じ、同時に、彼らに深く感謝したいと考えている」

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カテゴリー: F1 / マーカス・エリクソン / インディカー