アストンマーティンF1 ストロール「3秒遅れ」それでも語るAMR26の可能性

アストンマーティン・ホンダは深刻な振動問題と信頼性の課題を抱えており、競争力の面でもトップ勢から大きく後れを取っている。
フェルナンド・アロンソが家族の事情で木曜のメディア対応を欠席するなか、ストロールは現在のマシンの苦しさと、それでもAMR26には改善の余地とポテンシャルがあるとの認識を明かした。日本GPに向けては、まず2台そろってチェッカーを受けることが前進になると位置づけている。
「一番つらいのは競争力がないこと」
「とても不快だ」とストロールは語った。
「でも、結局のところ、僕たちはチームとしてもっと競争力を持ちたいだけだ。みんなにとって一番つらいのはそこだ」
「僕たちは全員、とにかくもっとパフォーマンスを持ち込んで、本来いたい位置である集団の前方に戻るためにすごくハードにプッシュしている」
「だから、みんなの焦点はそこにある。できるだけ早くそこへたどり着くことがすべてだ」
振動だけでなくエンジンとダウンフォースも課題
振動に備えて身体面で特別な準備をしていることがあるのかと問われたストロールは、マシンを降りたあとまで不快感が残ることはないと説明した。これは、エイドリアン・ニューウェイがメルボルン戦を前に、ドライバーたちが「永久的な神経損傷」のリスクを負っていると語っていた流れを受けた質問だった。
「身体的にできることはあまりない。ないんだ」とストロールは語った。
「改善しなければならないのは振動だ。信頼性も改善しなければならない。でも、周回を重ねて完走できていたとしても、僕たちはトップのマシンから3秒から3.5秒遅れている」
「だから改善すべきことはたくさんある。振動を解決して信頼性を改善したとしても、エンジンのパフォーマンス、もっと大きなパワー、そしてもっと大きなダウンフォースを見つけなければならない。だから取り組むべき領域はたくさんある」
「みんな状況を改善するためにできる限りハードに働いている。もちろん、今の自分たちの位置に満足している者は誰もいない」
「望んでいたようなシーズンのスタートではなかった。でも、現実は現実だし、状況を改善するために可能な限りハードに取り組んでいる」

AMR26にはポテンシャルがある
アストンマーティンは、まず信頼性と安定性の基準を築く作業に追われており、純粋なパフォーマンス追求に集中できていない状況にある。そのなかでもストロールは、AMR26には本来的な競争力の可能性が残されているとの見方を示した。
「そう思う。あると思う」とストロールは語った。
「エンジン側に問題があることは分かっているし、マシンにも取り組まなければならない領域がある。ハイスピードコーナーはいまも僕たちの弱点だと思う」
「だから、そうだね、僕たちは取り組む必要があると分かっているすべての領域で改善しようとしている。そして、できるだけ早くパフォーマンスを持ち込むことだ」
「中国で抱えていた問題を改善しようとしている。大きな振動の問題があったし、信頼性の問題もあった。だから、そうした問題のいくつかに対処しているところで、まずは2台ともチェッカーフラッグを受けることができれば、それだけでも我々にとっては前進になると思う」
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