ランス・ストロール F1スペインGPファン交流イベント不参加で戒告処分
アストンマーティンは、ランス・ストロールがファンとの交流活動に参加しなかったことで戒告処分を受けた。この件は最初のプラクティス後に調査された。

スチュワードによる調査中、アストンマーティンは、ランス・ストロールが金曜日のメディア対応を欠席したのは、医療上の予約があったためだと指摘した。

スチュワードには、ランス・ストロールが朝に体調不良を訴えたことが伝えられ、メディア担当者にもストロールの容態をできるだけ早く知らされていた。

スチュワードの報告書では、アストンマーティンドライバーに「同情」するとしているが、アストンマーティンは最高医療責任者または医療代表からランス・ストロールのメディカルエグゼンプション(医療上の特例)を申請すべきだったと記された。

「スチュワードはメディア代表から、18号車のドライバー(ランス・ストロール)が金曜日のファン交流イベントに参加しなかったという報告を受けた」と報告書には記されている。

「スチュワードはチーム代表とドライバーから事情を聞き、ドライバーがファンとの交流イベントに参加していなかったことを確認した。ドライバーは、朝に体調不良を訴えたため、ファンとの交流イベント開催中に医師と約束があったと述べた」

「これはチームによって確認された。チーム代表は、メディア代表にできるだけ早く連絡したが、そのための時間が非常に限られていたと説明した」

「スチュワードは、健康上の問題が発生した場合にただちに医療措置を求めるドライバーの立場に同情するが、このような場合、FIAフォーミュラワン競技規則第19.2条c)項に規定されているように、チーフメディカルオフィサーおよび/またはメディカルデリゲートに連絡し、ファンとの交流イベントに参加しないことについての医療上の免除を求めるのが正当な手続きであることに留意する」

「このような状況から、スチュワードは、正当な手続きを踏まずに医療上の免除を求めたチームに対して、戒告処分を科すことが妥当であると判断する」

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カテゴリー: F1 / ランス・ストロール / F1スペインGP / アストンマーティンF1チーム