元F1ドライバー ヘイキ・コバライネン 大動脈瘤の開胸手術でキャリア中断
元F1ドライバーのヘイキ・コバライネンが、重大な健康問題に直面している。

フィンランドのIltalehtiの報道によると、マクラーレンとルノーで活躍したことで知られるコバライネンは健康診断で大動脈瘤が見つかり、救命のための開胸手術の準備をしているという。F1からラリーに転向した42歳のコバライネンは、この健康問題のためにレースキャリアを一時中断せざるを得なくなかった。

「昨シーズンの終わりに精密検査を受けることにした。そしてこれが見つかったんだ」とコバライネンは自身の症状が深刻なものであることを明かした。

コバライネンはさらに、現在のところ「ハードなフィジカル・トレーニング」ができないことを明かし、自分に課せられている制限を認めた。

コバライネンによると、この症状は遺伝性のもので、自分ではコントロールできないという。

「遺伝性の病気で、自分ではどうすることもできないんだ」とコバライネンは早期発見に安堵の表情を浮かべた。

開胸手術の必要性は、大動脈が大きく拡張し、手術の閾値を超えることに起因する。コバライネンは、「開胸手術は非常に大きな手術なので、最悪のリスクが常に存在します」と開胸手術に内在するリスクを強調した。

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カテゴリー: F1 / ヘイキ・コバライネン