インディ500 佐藤琢磨
2019年のインディ500の公式テストが4月24日(水)にインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われ、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がトップスピードをマークした。

今回のオープンテストには13チーム、29名のドライバーが参加。セッションは開始直後から霧雨が降り、その後、本降りとなったため、4時間の中断となった。

セッションは、ベテランドライバープラクティス、ルーキーオリエンテーション/フレッシャーテストともに雨で妨げられ、全ドライバーによるプラクティスはキャンセルとなった。

佐藤琢磨は226.993 mpsを記録して最速タイムを記録。「プログラムは数回の中断とストップがありました。とは言え、今日はクルマのシェイクダウンでしたし、全ての機能が問題ないことをチェックして感覚を掴むことが重要でした。その点ではスムーズな一日だったと思います」と述べた。

2度目のインディ500挑戦となるフェルナンド・アロンソは、ルーキーオリエンテーション/フレッシャーテストでマクラーレンのマシンに電気系のトラブルが発生して9番手で終えている。

フェルナンド・アロンソは「戻ってきて、またこの場所の魔法を感じることができて嬉しいよ」とコメント。マシンはマクラーレン・テクノロジー・センターで1週間前に仕上げられたばかりであり、トラブルは驚きではなかったと述べた。

「序盤に少し時間を失った。だいたい予想はしていたことだ。完全に新しいシャシー、完全に新しいクルマだからね。全てが装着させたのは先週だ。序盤はゆっくりと段階的に短い走行になると予想していた。それが僕たちがやったことだ」

「正午にインスタレーションラップを走ることができていれば、これらの問題を発見して、午後に備えてマシンで作業する時間があったはずだ。天候ですべてが遅れた。走れたのは午後5時半だったし、時間通りにコースに戻る余地はなかった」

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カテゴリー: F1 / インディカー