F1ハンガリーGP
F1ハンガリーGPの予選では11名のドライバーが、107%ルールによる予選落ちを回避している。

F1スポーティングレギュレーションに則れば、レッドブルとフォース・インディアの各2台ずつ、ウィリアムズのバルテリ・ボッタスは、予選Q2以降のセッションに進んだにもかかわらずグリッド後方に送られる可能性があった。

問題となっているルールはレギュレーションの第35条1項。Q1に参加して同セッションの最速タイムから107%以内のタイムを記録できなかったドライバーはすべてレースに参加できないと定めている。

第2項では、フリー走行でQ1のトップタイムから107%以内のタイムを出しているドライバーについてはグリッド後方からスタートすることが許容されると定められている。

F1ハンガリーGPの予選Q1では、トップのニコ・ロズベルグ(メルセデス)から107%以内のタイムを出せなかったドライバーが11名いた。第35条1項に従えば、これらのドライバーはすべてグリッド後方に移動することになる。

しかし、スチュワードは、激しい雨や4度にわたって赤旗が掲示された“例外的な状況”を考慮し、Q2以降にコマを進めたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ダニエル・リカルド(レッドブル)、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)がそれぞれのグリッドポジションを維持できると決定した。

ただし、予選Q1の最後方にいたジョリオン・パーマー(ルノー)、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、ケビン・マグヌッセン(ルノー)、マーカス・エリクソン(ザウバー)、パスカル・ウェーレイン(マノー)、リオ・ハリアント(マノー)の6名にはこのルールが適用され、土曜フリー走行の順位に従ってグリッド後方に配置されることになる。だが、その結果、偶然にもQ1のオーダーと同じ並びとなった。

最終的に、暫定グリッドは予選リザルトと変わらない形に落ち着いている。スポーティングレギュレーション第17条2項(d)には、第35条1項にかかわってスチュワードが下した裁定には上訴できないと定めている。

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