マクラーレン・ホンダ 「MP4-31の本領発揮はこれから」

2016年3月31日
マクラーレン・ホンダ
マクラーレン・ホンダは、全レースでMP4-31にアップデートの投入を予定しており、今後のレースで解放できる多くのポテンシャルが残されていると主張する。

2016年の開幕戦、マクラーレン・ホンダは、昨年に比べてペースの改善を見せたが、フェルナンド・アロンソは大クラッシュを喫し、ジェンソン・バトンは戦略面での判断ミスでポイント圏外に終わるなど複雑なスタートを切った。

フェルナンド・アロンソのシートは“事故のエネルギーを効率的に吸収した”

2016年3月31日
フェルナンド・アロンソ
マクラーレンは、フェルナンド・アロンソのカーボン製シートがF1オーストラリアGPのクラッシュで“壊れていた”との報道を否定した。

報道では、フェルナンド・アロンソのマシンはクラッシュで46Gの衝撃を受けたことでシートの肩のあたりが壊れており、FIAが事故の調査を開始したと報じられていた。

ホンダ F1 「一戦ごとの前進を目指します」 / F1バーレーンGP

2016年3月31日
ホンダ F1
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1バーレーンGPにむけての抱負を語った。

長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
「マクラーレン・ホンダにとって波乱のオーストラリアGPを終え、今シーズン初めてのナイトレースが開催されるバーレーンに向かいます。メルボルンで使用したアロンソ選手のパワーユニットをレース後に確認したところ、大きな事故の影響により、残念ながらICE(内燃機関)はほぼ使用できない状態でした」

フェルナンド・アロンソ 「バーレーンでマシンの進化を確認するのが楽しみ」

2016年3月30日
フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)
フェルンド・アロンソが、F1バーレーンGPへの意気込みを語った。

フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)
「まず何より、オーストラリアでのクラッシュの後にバーレーンへ向かえることがとても嬉しい。少し休んで、今はマシンに戻るのが待ちきれない。記録上はメルボルンは僕たちにとって最高のレースではなかったけど、クラッシュするまでは良いバトルをしていたし、マシンはかなり有望だった。バーレーンでも同じような経験ができることを願っている」

ジェンソン・バトン 「バーレーンでは中団に混じれることを期待している」

2016年3月30日
ジェンソン・バトン (マクラーレン・ホンダ)
ジェンソン・バトンが、F1バーレーンGPへの意気込みを語った。

ジェンソン・バトン (マクラーレン・ホンダ)
「バーレーンは、走っていて楽しいトラックだし、アルバート・パークとは仕様がとても異なる。ブレーキ、燃料に厳しいし、ラップをまとめるには優れたバランスが鍵になる。長くて速いストレートではダウンフォースが必要だし、低速コーナーでは安定性とトラクションが必要だ」

ホンダ、フェルナンド・アロンソのパワーユニット一式を交換

2016年3月30日
ホンダ フェルナンド・アロンソ
ホンダは、F1オーストラリアGPで大クラッシュを喫したフェルナンド・アロンソに新しいパワーユニットが必要だと認めた。

フェルナンド・アロンソは、オーストラリアGPのクラッシュで宙に舞いあがり、回転しながら逆さまの状態で着地。マシンは激しいダメージを負った。

ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、フェルナンド・アロンソがバーレーンGPで2基目のパワーユニットを投入する予定だと認めた。

ジェンソン・バトン 「マクラーレンは開発レートを改善させなければならない」

2016年3月28日
ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンは、マクラーレン・ホンダが2015年よりも開発レートを改善させなければならないと考えている。

昨年、マクラーレンはホンダのパワーユニットの信頼性問題に悩まされた。それによってマシンを開発するために一貫性のある走行をすることさえままならず、競争力を上げていく妨げになった。

マクラーレン・ホンダ 「チーム予算に問題はない」

2016年3月26日
マクラーレン・ホンダ
マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、昨年コンストラクターズ選手権9位に転落したが、チーム予算に問題はないと語る。

F1復帰したホンダの信頼性とパフォーマンス不足に苦しめられたマクラーレンは、2015年のコンストラクターズ選手権ではノーポイントに終わったマノーしか上回ることができなかった。

フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンはメルセデスの支配を打破できる」

2016年3月26日
フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダのF1プロジェクトが“勝てるプロジェクト”であり、メルセデスの支配を打破できると信じている。

フェラーリでの5年間のフラストレーションの後、フェルナンド・アロンソは2015年に新たなチャレンジを求めて新生マクラーレン・ホンダに加入したが、信頼性とパフォーマンス不足で苦しいシーズンを過ごすことになった。
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