ホンダF1 カナダGP予選:2026年PUの知見拡大 雨予報の決勝へ調整継続

モントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは、2026年仕様のパワーユニットにとって初めて走行する高速市街地サーキットとなる。
加減速の多いレイアウトに加え、路面状況や低グリップ特性もあり、エネルギーマネジメントやトルク供給の最適化が重要なテーマとなっていた。
ホンダが重視した“ドライバビリティ”調整
ホンダ F1 トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は、スプリントから予選にかけてマッピング変更を含む細かな調整を進めたと説明した。
「本日はパワーユニットに大きなトラブルなくスプリントレースと予選を終えました」
「新しいパワーユニットで初めて走るこのサーキットでの、トルク供給を中心としたエネルギーマネジメントとドライバビリティの知見を得ることができました」
「スプリントレース後にはマッピングとドライバビリティの調整を行って予選に臨んでいます」
2026年マシンでは電動比率拡大に伴って低速域でのトルク制御がさらに重要になっており、ドライバーが違和感なくスロットルを開けられるかどうかがラップタイムに直結している。特にモントリオールのようなストップ&ゴー型サーキットでは、その傾向がより顕著となる。

雨予報の決勝へ ホンダは“安心して走れるPU”を重視
日曜日の決勝は雨予報となっており、各チームとも未知のウェットコンディションへの対応が焦点となる。2026年レギュレーション下では本格的な雨天走行データが極めて少なく、パワーユニット側の制御精度がこれまで以上に重要視されている。
折原伸太郎は、ホンダとしてもウエットコンディションを強く意識していると語った。
「明日の決勝はウェットコンディションとなる予報のため、パワーユニットのパフォーマンスやドライバビリティに集中します」
「ドライバーが雨の中でも安心して走行するための細かな調整を進めており、それがレースでどのように機能するかを見極めます」
予選結果だけを見れば厳しい週末となっているアストンマーティンだが、ホンダ側は新世代パワーユニットの実戦データ蓄積を着実に進めている。特に雨となれば、エネルギーデリバリーやスロットル制御の完成度がレース結果を左右する可能性もありそうだ。
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