ホンダF1 カナダGPスプリント予選総括「ドライバビリティの面で前向きな兆し」

アストンマーティン・ホンダはスプリント予選でフェルナンド・アロンソが16番手、ランス・ストロールが18番手に終わったものの、ホンダF1 トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は、データ上では改善方向が見え始めていると説明している。
今大会はスプリントフォーマットで行われており、初日にFP1とスプリント予選を消化。限られた走行時間の中で、各チームはセットアップとエネルギーマネジメントの最適化を急ぐ週末となっている。
ホンダは“エネルギーマネジメント最適化”に注力
ホンダ F1 トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は、カナダGPに向けて重点的に取り組んできた課題について説明した。
「カナダGPに向けて、HRC Sakuraとともにエネルギーマネジメントの最適化とドライバビリティの改善という2つの課題に取り組んできました」
「エネルギーマネジメントについては、シミュレーション結果に基づいて慎重なセッティングから始め、走行を重ねながら調整を加えていくことで、セッションを通じて最適化を進めることができました」
2026年F1マシンではエネルギー回生と電力使用比率が拡大しており、各メーカーともエネルギーマネジメントが大きなテーマとなっている。特にストップ&ゴー特性の強いジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでは、回生効率と電力展開のバランスが重要視される。

“前向きな兆し”を確認
アストンマーティンはスプリント予選で苦戦を強いられたが、ホンダ側はデータ上で改善傾向を確認しているという。
「フリー走行、スプリント予選ともに大きな問題は見られず、データ上でもドライバビリティの面で前向きな兆しを確認することができています」
「まだ十分ではありませんが、進むべき方向性は見えてきているので、引き続き改善を続けていきます」
アロンソはSQ1終盤にターン3でクラッシュ。限界を超えてプッシュしていたことを自ら認めているが、一方でホンダ側はパワーユニットや制御面での大きな問題は確認されなかったとしている。
短いスプリント週末では修正作業に割ける時間も限られるが、アストンマーティン・ホンダF1は残るセッションで改善方向をさらに煮詰めていくことになる。
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