ルイス・ハミルトン F1スペインGP予選「表彰台を狙える位置につけた」

バルセロナ-カタルーニャ・サーキットでの予選に臨む前、ハミルトンは3回のプラクティスですべて苦戦を強いられていた。特に愛機SF-25に関しては「運転できたものじゃない」と評する場面もあった。
ハミルトンはこの日の感触について次のように語った。
「今までより確実に前進しているし、自分自身の予選パフォーマンスとしても向上していると思う」
「そこそこ満足しているけど……3番手ではないし、本当に目指していた場所でもない」

続けて、マシンの方向性についても手応えを語った。
「セットアップや準備の進め方の点で、今週末はいい方向に進んでいると思う」
「プラクティスではいろいろトラブルがあった。特に2回目ではステアリング系のトラブルがあったし、P2ではダウンフォースの問題もあった。フロント側の空力パフォーマンスが2%ほど不足していた。それでも回復できて、クルマはかなり良い状態になったから、今はそこそこ満足している」
決勝に向けては、前にいるのがマクラーレンの2台、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、そしてチームメイトのジョージ・ラッセルという厳しい相手だが、ハミルトンはポディウムへの意欲をにじませた。
「かなり接戦になると思う。全員の差がすごく小さいから、明日はなんとかして表彰台に上りたい」
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