ロマン・グロージャン 「メルセデスF1のテスト走行企画はポシャってない」
ロマン・グロージャンは、延期となっているメルセデスF1マシンでのテスト企画を2022年のどこかの時点で実施することができると確信していると語る。

2020年のF1バーレーンGPで恐ろしいクラッシュに見舞われた後、ロマン・グロージャンのF1キャリアは早くに終了することになった。メルセデスF1は、F1に別れを告げる機会を持てなかったグロージャンに2021年シーズン中に彼らのマシンの1台をテストする機会をオファーした。

当初、メルセデスF1は、昨年のF1フランスGPでファンの前でのF1マシン走行を予定していたが、ロマン・グロージャンがインディカーに転向したことでスケジュールが合わず、別日にポール・リカールで実施するよう変更となった。

しかし、新型コロナウイルスのパンデミックによる渡航禁止令にとって、ロマン・グロージャンとメルセデスF1の両方のスケジュールが合わず、テスト企画は進まなかった。

今週初めに行われたインディカーの記者会見で、ロマン・グロージャンはメルセデスF1とのテストを実施するという企画はまだ残っていると語った。

「アブダビGPの後、トト(ヴォルフ/メルセデスF1チーム代表)にメッセージを送った…」とロマン・グロージャンは、劇的なF1シーズンのフィナーレに言及して語った。

「まあ、メッセージを送ったのは数週間たってからだけど、トトは『ありがとう』と返事をくれた。最後に『今年はあのマシンに乗せなければならないね』と締められていた」

今年、ロマン・グロージャンはアンドレッティ・オートスポーツに移籍し、オーバルを含めたフルレースに参戦する。彼と彼の家族は米国に移住。つまり、メルセデスF1とのテストの時間を見つけることは、特に記録的な23回のグランプリが行われる今シーズンはさらに難しいかもしれない。

「まだポシャってはいない。去年はそれを容易にしなかいことがいくつかあった」とロマン・グロージャンは付け加えた。

「今年は同じ週末にアイオワでレースがあるのでフランスGPには行けない」

「でも、間違いなくメルセデスはそれをやりたいと思っている。首の筋肉の一部が衰えているので、首が死んでしまうまもしれないけど、僕はそれをやりたいと思っている。パト(オワード/マクラーレン)にF1カーがどのようなものだったか尋ねることもできる」

「でも、僕たちはまだそれをやりたいと思っているのは確かだし、実現すれば、素晴らしい。でも・・・今のメインの焦点はアンドレッティとレースに勝つだ」

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カテゴリー: F1 / ロマン・グロージャン / メルセデスF1