ジョージ・ラッセル F1イタリアGP予選「ミディアム希望が伝わらず混乱」
メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1イタリアGP予選で6番手を記録したが、ルイス・ハミルトンのペナルティにより決勝は5番グリッドからのスタートとなる。その裏では、タイヤ選択を巡るチームとの食い違いが明らかになった。

ラッセルはQ1でミディアムタイヤを履きトップに立ち、Q3でも同じコンパウンドを希望していたが、実際にはソフトタイヤが装着されてコースへ送り出された。本人は「計画はミディアムだと思っていた」と語り、チームとの間に生じた認識の違いが混乱を招いたことを明かしている。

ラッセルは「Q1で走ったときに僕らは最速だった。Q2の後にミディアムで行きたいと伝えたんだ。僕自身、その方が快適に感じたからね」と語った。

「今シーズン、クルマによってはミディアムの方が速いこともあった。だから『もしも』なんて言うつもりはないけど、結局Q3では良い仕事ができなかった。それでも少しイライラするね」

「正直に言えば、僕が十分に明確に伝えなかった部分もあったと思う。Q1の後にミディアムで行きたいと伝えて、Q2の途中でも強調したつもりだった。そこで『計画通り?』と確認したら、チームは『そうだ』と答えた。僕は計画がミディアムだと思っていたけど、チームはソフトを履かせるつもりだったんだ。僕にとってはQ1のパフォーマンスを見れば明らかだと思っていた。両者にとってちょっとしたミスだったね」

決勝に向けてはこう展望した。

「レースペースはおそらくフェラーリより良いと思う。でも彼らはストレートで本当に速いから、スタートでルクレールを抜けなければ、後ろで長くフラストレーションの溜まるレースになるだろう」

ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ) イタリアGP F1

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1 / F1イタリアGP