フェラーリ
フェラーリは、F1ハンガリーGPの決勝で、セバスチャン・ベッテルが3位、シャルル・ルクレールが4位でレースを終えた。

マッティア・ビノット(チーム代表)
「今日の結果に満足することはできない。主な原因は空力ダウンフォース不足だったが、現時点ではそれが予選よりもレースでさらにペナルティとなっている。暑いコンディションも助けにはならず、実際、グリップレベルの低下という点でより多くの問題を引き起こした」

「セバスチャンはファーストスティントでタイヤをうまく管理し、長く持たせることができたため、ソフトタイヤを装着してチェッカーフラッグまで走り切ることができた。しかし、シャルルのタイヤがなぜあれほど摩耗してしまったのかを理解しなければならず、こ今後レースに向けて修正する必要がある。彼のリアは非常に使い古されており、他にはどうすることもできずに彼をピットに入れた。我々が苦戦するトラックであることはわかっていたが、それでも、近いライバルと同ポイントを手にして家路につける。来週は引き続きデータ分析とスパとモンツァの次なる2戦に向けた準備に取り組むが、そのレースに挑む前には夏休みがある。この数カ月にわたって本当によく頑張ってくれたチームのみんなにとっては良い休みになるだろう」

セバスチャン・ベッテル (3位)
「ハンガリーを終えて、苦戦するとわかっていたレースで表彰台に立てたという事実で自分たちを慰めることができる。今日は単にライバルのペースに対抗することができなかった。作戦の点では、何か違うことをして、4位より上を目指すというアイデアが浮かんだ。ファーストスティントを39周まで延長したので、ソフトに交換し、終盤はシャルルよりも強いペースで走ることができた。バッテリーを再充電し、スパとモンツァでのバトルに備えることができる。僕らはこのふたつのトラックではもっと競争力があるはずだ。SF90にはもっとパフォーマンスがあるとわかっているし、そのために頑張らなくてはならない。でも、もっと良い結果が出せる余地があると信じている」

シャルル・ルクレール (4位)
「ハンガリーに来て、僕らにとっては厳しいレースになるだろうとわかっていた。ファーストスティントの始まりはそれほど悪くなかった。でもレースが進むにつれ、リアタイヤにどんどん苦しむようになり、ライバルのペースに追いつくことができなくなった。僕の今の目標は、特にロングランとタイヤでグラデーションが高いサーキットでこれをどう改善するかを理解することだ。夏休みのあとレースに戻り、さらに改善するために頑張り続け、ライバルたちに挑戦するのを楽しみにしている」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1ハンガリーGP