F1マシンの2022年08月のF1情報を一覧表示します。

F1:PU交換で最後尾への自動降格を回避する“15グリッド”の抜け穴を阻止

2022年8月28日
F1:PU交換で最後尾への自動降格を回避する“15グリッド”の抜け穴を阻止
FIA(国際自動車連盟)は、F1レギュレーションのPU交換によるグリッドペナルティの記述にある潜在的な“抜け穴”を阻止。PUコンポーネントを2回に分けて、1回の交換による降格を15グリッド以内に収めていたシャルル・ルクレールも“バック・オブ・グリッド”ペナルティを受ける理由を明らかにした。

オーバーテイクが多くスパ・フランコルシャンでは、多くのドライバーが新しいパワーユニットを投入してグリッド降格を受けることを選択。シャルル・ルクレールは決勝でグリッドペナルティを受ける7人のドライバーの1人だ。

F1技術解説:アルファタウリAT03だけに残るF1マシン先端の突起

2022年8月26日
F1技術解説:アルファタウリAT03だけに残るF1マシン先端の突起
2022年F1マシンのなかでスクーデリア・アルファタウリのAT03にだけマシンの先端に突起が残っている。他チームにはないその形状をすぐに取り除かない理由はどこにあるのか?

2022年の新世代F1マシンは、エンジニアにとって新しい時代が始まりとなった。前年に導入されたコスト制限は、根本的に変更された空力コンセプトと組み合わされた。これは、10チームの開発計画に大きな影響を与えた。お金がない今、誰もが限られたリソースをどこでどのように使用するかについて非常に慎重に考える必要がある。

F1ベルギーGP:ポーパシング対策の技術指令は影響薄

2022年8月26日
F1ベルギーGP:ポーパシング対策の技術指令は影響薄
今週末のF1ベルギーGPでは、FIA(国際自動車連盟)がドライバーの安全のためにポーパシングを抑制することを目的とした新しい技術指定が発効されることになるが、アルピーヌ、フェラーリ、レッドブルなどの主要人物は、彼らがしなければならなかった変更にほとんど動揺していないと語る。

スパ・フランコルシャンでは、F1チームは車の下のプランク(厚板)とスキッドが綿密に精査され、過度に摩耗していないことが確認される。

F1技術解説:2023年のフロア変更への対応はレッドブルがすでに先行?

2022年8月22日
F1技術解説:2023年のフロア変更への対応はレッドブルがすでに先行?
F1は、2023年にポーパシング(ポーポイズ現象)を緩和するためにフロア周りのF1レギュレーションに変更を加える。これはメルセデスF1チームが主導した変更だが、実際にはレッドブルとフェラーリはすでに有利な状況になると元F1デザイナーのゲイリー・アンダーソンがThe Raceで解説した。

メルセデスF1チームは、F1マシンの過度なバウンシングによるドライバーの安全への懸念について不満を述べ、FIA(国際自動車連盟)が介入した。

ナイジェル・マンセル 「今ならチームメイトから嫌われていた理由がわかる」

2022年8月22日
元F1王者ナイジェル・マンセル 「今ならチームメイトから嫌われていた理由がわかる」
元F1ワールドチャンピオンであるナイジェル・マンセルは、当時はネルソン・ピケなどのチームメイトから嫌われていた理由が分からなかったが、振り返ってみると、今では理解できると語る。

ナイジェル・マンセルは、ランキング2位で終えた翌年の1992年に彼のF1で唯一となるF1ワールドチャンピオンを獲得した。それ以前はチームでナンバー2のステータスだっが、その1991年と1992年のシーズンではウィリアムズF1チームのナンバーワンドライバーだったと説明する。

F1レギュレーション:2026年の次世代F1パワーユニットはどう変わる?

2022年8月18日
F1レギュレーション:2026年の次世代F1パワーユニットはどう変わる? 100%持続可能な燃料+3倍の電気出力で1000馬力超え
2026年のF1エンジンレギュレーションが合意された。次世代のF1パワーユニットは、100%の持続可能な燃料で稼働し、大幅に少ないエネルギーでネットカーボンゼロのCO2排出量を実現しながらも、これまでと同じくらいパワフルさを発揮する。

2026年に導入されるF1レギュレーションは『スペクタクルの維持』『環境的持続可能性』『経済的持続可能性』『メーカーにとって魅力的な新しいパワーユニット』という4つの柱を基本に1年以上議論されてきた。

F1技術解説:この段階での2023年のフロア変更はビッグチームに有利?

2022年8月18日
F1技術解説:この段階での2023年のフロア変更はビッグチームに有利?
FIA 世界モータースポーツ評議会は、2023年のF1シーズンに向けてポーパシングに対処するためのルール変更を最終的に推し進めた。

多くの議論の末、2023年にF1マシンのフロアの端は高くなり、ディフューザーのスロートの位置も高くなる。また、2022年に一部のF1チームを悩ませた過度なバウンシングの問題に対処するためにフロアエッジも強化される。

F1マシン、周冠宇の事故を受けて2023年からロールフープを強化

2022年8月17日
F1マシン、周冠宇の事故を受けて2023年からロールフープを強化
FIA(国際自動車連盟)は、F1イギリスGPでの周冠宇(アルファロメオ)の事故に対する調査の結果、2023年からF1マシンにより強力なロールフープを導入する。

先月のF1イギリスGPで周冠宇は、スタート直後の1コーナーへのアプローチでジョージ・ラッセル(メルセデス)と接触した後、恐ろしい事故に巻き込まれた。周冠宇の車はひっくり返ってグラベルまで滑り、タイヤバリアを超えてフェンスに激突。その過程でロールフープは完全に壊れた。

FIA、2022年のポーパシング対策と2023年F1レギュレーション変更を承認

2022年8月17日
FIA、2022年のポーパシング対策と2023年F1レギュレーション変更を承認
FIA 世界モータースポーツ評議会は、ポーパシング(ポーポイズ現象)を緩和するために、2022年の残りのシーズンの対策と2023年のF1テクニカルレギュレーションの変更を承認した。

ポーパシングは、2022年に導入された新しいレギュレーションで復活した新世代のグラウンドエフェクトカーとともにF1に戻り、FIA(国際自動車連盟)は、一部のF1チームやドライバーから提起された安全上の懸念が高まる中、この問題に対処しようとしてきた。
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