F1マシン、周冠宇の事故を受けて2023年からロールフープを強化
FIA(国際自動車連盟)は、F1イギリスGPでの周冠宇(アルファロメオ)の事故に対する調査の結果、2023年からF1マシンにより強力なロールフープを導入する。

先月のF1イギリスGPで周冠宇は、スタート直後の1コーナーへのアプローチでジョージ・ラッセル(メルセデス)と接触した後、恐ろしい事故に巻き込まれた。周冠宇の車はひっくり返ってグラベルまで滑り、タイヤバリアを超えてフェンスに激突。その過程でロールフープは完全に壊れた。

FIA の調査では、ロールフープの尖った上部がターマックに食い込んでいることが、高い水平力に寄与し、車両からの分離につながったと結論付けた。

また、レギュレーションの現在の文言では、チームが「意図したよりも低いポイントで作用する」力でロールフープを承認することを許可していることも発見された。その結果、ロールフープは、レギュレーションで当初意図されていたよりも低い力までしか抵抗できない。

今回の変更により、ロールフープの丸みを帯びた上部が必須となり、事故の際に地面に食い込む可能性が減少する。

そして、FIAは、負荷がロールフープを前方に押すものを含む、ロールフープのホモロゲーションに関するテストも変更。

さらに2024年シーズンに向けた中期目標として、ロールフープテストを大幅に見直し、F1マシンがより厳しい負荷に耐えられるようにすることが概説された。

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カテゴリー: F1 / F1マシン / FIA