デビッド・クルサード:インタビュー(ブラジルGP)
2008年10月31日

デビッド、今回のレースへの気持ちを聞かせてください。
もっと感情的になるべきなのかも知れないが、日曜日にクルマから降りたときに何か感じるのだと思う。願わくはチェッカーフラッグを受けた後に、自分のひとつの時代が終わったことを実感するだろう。ぼくよりも長くレースを続けているルーベンスを除けば、このテーブルに座っている全員にとって、レースを引退する時を想像するのは難しいと思う。ぼくがレースを辞めるのは、グランプリカーの運転が嫌いだからでも、レースが嫌いだからでもない。自然と自分の人生の旅路のひとつの終着点にたどり着いたんだ。日曜日にパドックを去る時が、ぼくのドライバー人生の終わりだ。
レッドブルのカラーリング変更に全F1チームが同意
2008年10月31日

F1引退レースを迎えるデビッド・クルサードのレッドブルRB4は、ボディカラーを白に変更し“Wings For Life”基金という文字が掲載される。一方、マーク・ウェバーのRB4は通常の濃紺ボディのままだ。
クルサードは「チームメイトと異るカラーリングで走ることについて他チームから許可を得られたことは素晴らしい。近代F1でこういった試みが実現するのは、おそらく初めてのことだと思う」とコメント。
クルサード、引退レースを特別カラーリングのマシンで走る
2008年10月31日

デビッド・クルサードは、日曜日のブラジルGPで彼の246レースにわたるF1キャリアに別れを告げる。そして、引退レースを脊髄研究団体「Wings for Life」のチャリティ募金に捧げる。
クルサードのマシンには、脊髄研究団体「WINGS FOR LIFE」のテーマカラーである白と茶色を基調にした特別カラーリングが施され、エンジンカバーにはいつものレッドブルのマークではなく「WINGS FOR LIFE」のロゴとサイトURLが掲載される。
デビッド・クルサード、「トロ・ロッソのエンジンの方が優れている」
2008年9月5日

「RB4に積まれているルノーエンジンと、STR3のフェラーリエンジンには違いがあることが明らかになった。フェラーリはスピード計測区間でトップとなり、ルノーはパワーでもドライバビリティでも後れをとった。」
「それには、僕たちもルノーも気付いていて、なんとか克服しようとしていることだ。」
デビッド・クルサード、イタリアGPで引退か
2008年9月3日

トロ・ロッソは、イタリアGP後のヘレステストの場で、2009年のドライバー候補として、佐藤琢磨とセバスチャン・ブエミをテストすることを発表した。
そして親チームのレッドブルでは、2009年からデビッド・クルサードに代わりセバスチャン・ベッテルの獲得を発表したが、クルサードがイタリアGPで引退し、翌戦シンガポールGPからベッテルが昇格するとの噂が流れている。
デビッド・クルサード、エンジンを3戦連続で使用
2008年7月29日

2レース1エンジンというレギュレーションに基づき、レッドブルは、シルバーストンとホッケンハイムで同じルノーV8エンジンを使用した。
しかし、レッドブルにエンジンを供給するルノーは、ハンガロリンクで、クルサードのRB4に新しいエンジンを積まないことを明らかにした。
デビッド・クルサード、父親になることを認める
2008年7月16日

先月、クルサードのフィアンセであるカレン・ミニエが妊娠したとの報道がなされた。カレン・ミニエは、以前F1のテレビジャーナリストを務めていた。
クルサードは、引退報道とのタイミングに関して「都合が良かった」と認めているが、父親になることと、F1から引退することは、それほど関係がないと主張する。
クルサード、アロンソをレッドブルの後任に歓迎
2008年7月15日

「僕は来年のシートに誰が座るべきか、何度か尋ねられた。それはレッドブルのマネージメントが決めることだ。でも、一般的な感覚で答えると、実績のある最も速いドライバーを獲得するべきだ」
「例えば、フェルナンド・アロンソなんかがそうだ。もしチームが彼を獲得できたなら、2度の世界チャンピオンの彼の素晴らしい経歴は、理にかなっているだろう」
クルサード、後継者にセバスチェン・ベッテルを推薦
2008年7月9日

レッドブルの契約ドライバーとしてトロ・ロッソでドライブしているセバスチャン・ベッテルは、クルサードの引退発表前から、彼の後釜としてレッドブルのシートに座ることが噂されている。
イギリスGPを終えたインタビューで、デビッド・クルサードは、後継者として相応しい人物として、セバスチャン・ベッテルの名をあげた。