デビッド・クルサード、イタリアGPで引退か
2008年9月3日

トロ・ロッソは、イタリアGP後のヘレステストの場で、2009年のドライバー候補として、佐藤琢磨とセバスチャン・ブエミをテストすることを発表した。
そして親チームのレッドブルでは、2009年からデビッド・クルサードに代わりセバスチャン・ベッテルの獲得を発表したが、クルサードがイタリアGPで引退し、翌戦シンガポールGPからベッテルが昇格するとの噂が流れている。
デビッド・クルサード、エンジンを3戦連続で使用
2008年7月29日

2レース1エンジンというレギュレーションに基づき、レッドブルは、シルバーストンとホッケンハイムで同じルノーV8エンジンを使用した。
しかし、レッドブルにエンジンを供給するルノーは、ハンガロリンクで、クルサードのRB4に新しいエンジンを積まないことを明らかにした。
デビッド・クルサード、父親になることを認める
2008年7月16日

先月、クルサードのフィアンセであるカレン・ミニエが妊娠したとの報道がなされた。カレン・ミニエは、以前F1のテレビジャーナリストを務めていた。
クルサードは、引退報道とのタイミングに関して「都合が良かった」と認めているが、父親になることと、F1から引退することは、それほど関係がないと主張する。
クルサード、アロンソをレッドブルの後任に歓迎
2008年7月15日

「僕は来年のシートに誰が座るべきか、何度か尋ねられた。それはレッドブルのマネージメントが決めることだ。でも、一般的な感覚で答えると、実績のある最も速いドライバーを獲得するべきだ」
「例えば、フェルナンド・アロンソなんかがそうだ。もしチームが彼を獲得できたなら、2度の世界チャンピオンの彼の素晴らしい経歴は、理にかなっているだろう」
クルサード、後継者にセバスチェン・ベッテルを推薦
2008年7月9日

レッドブルの契約ドライバーとしてトロ・ロッソでドライブしているセバスチャン・ベッテルは、クルサードの引退発表前から、彼の後釜としてレッドブルのシートに座ることが噂されている。
イギリスGPを終えたインタビューで、デビッド・クルサードは、後継者として相応しい人物として、セバスチャン・ベッテルの名をあげた。
デビッド・クルサード、引退を語る
2008年7月9日

デビッド、いつ2998年にF1を引退することを決断したのですが?
今シーズンのはじめに、適切な時だと感じていたので、目が覚めて決断したときは、特別な朝ではなかった。ナンドかフィアンセのカレン(ミニエ)と話し合って、今シーズンを終えためのエネルギーと熱意があることを決心したけど、もう1シーズン始めるかについては疑問だった。そして、その全てが適切な時だと僕に教えてくれたんだ。だから、むしろ他のどこかにいることを望むより、楽しんでいるうちにうまく辞めることに満足しているよ。
クリスチャン・ホーナー、クルサードの引退を語る
2008年7月5日

クリスチャン・ホーナー レッドブル チーム代表
「デビッドと共に働くことができたのは最高の喜びだった。これまでの4シーズンを通して、彼はチームに多大なる貢献をしてくれた。彼はこの上ないプロであり、彼の長いキャリアを可能にした重要な要素のひとつは、彼のチームに対する献身的な姿勢と責任感だと思う。キャリアを通して他のふたつのF1チームでしか運転したことがないというのも、彼が真のチームプレーヤーであることの証だ。今までに彼は13回のグランプリで優勝を果たした。ニヤミスや他のドライバーに譲った優勝まで数えれば、もっと多くの勝利を収めているドライバーだ。彼は我がチームの初ポイントを達成し、初の表彰台を達成し、初めてレースをリードしたドライバーだ。何より彼はジェントルマンであり、ぼくは彼を良き友だと思っている。チーム内のデビッドに対する尊敬の念はこの上なく大きい。彼の引退はひとりのグランプリ・レーシングドライバーのキャリアの終焉というだけではない。彼がF1ドライバーであった間のF1の変化を考えれば、F1の歴史の一章の終結であるとも言える」
デビッド・クルサード、F1引退を発表
2008年7月4日

1994年にアイルトン・セナの事故死の代役としてウィリアムズでF1デビューしたデビッド・クルサード。1996年からは9年間マクラーレンに在籍。2005年には新チーム、レッドブルへ移籍し、これまでのキャリアで13回の優勝を記録している。
クルサードは今後、レッドブルで新しいテストと開発の役割を担っていくという。
デビッド・クルサードの声明
本日、今シーズンをもってF1から引退する決断をしたことを発表します。今後もF1には積極的に関わり、レッドブル・レーシングのコンサルタントとしてテストやクルマの開発を中心に活動していくつもりです。将来、他のモータースポーツで再びレースを戦うかという件に関しても柔軟に考えていくつもりですので、まだ決してヘルメットを置いたわけではありません!
デビッド・クルサード、今シーズン初ポイントを振り返る
2008年6月17日

デビッド、モントリオールまでのシーズンに基づき、多くの人があなたは既に無価値とみなしていました。先週、あなたは復習し、批判者を黙らせましたね。どんな気分でしたか?
素晴らしい気分だったよ。このスポーツに十分長くいるので、この結果ぐらい良いということはわかっている。もちろん6戦の結果はそれほど良くないようにみえるが、ペース不足や欲求不足というより、むしろ偶然だったいうことはわかっている。全く正反対だ。カナダでは、このような良いペースを発揮したし、わずかに運が味方した。ピットレーンで3台のマシンがクラッシュしなかったとしても、僕は7位だったと思う。もちろん、それは良いポジションではないけど、僕たちのチームがいる集団では力強い結果と言えるだろう。僕たちは2台のフェラーリ、2台のマクラーレン、2台のBMWが速いことはわかっているからね。通常は、トヨタやホンダ、ウィリアムズと7番手を争っている。だから、僕が達成したことは、数週間、人々を黙らせるさ!