イタリアGPでの引退が噂されるデビッド・クルサード
今シーズン限りでの引退を表明しているデビッド・クルサードだが、シーズン終了を待たずして引退レッドブルのシートを失うのではないかとの憶測がなされている。そして、それはF1復帰を目指す佐藤琢磨にとっても重要なこととなるだろう。

トロ・ロッソは、イタリアGP後のヘレステストの場で、2009年のドライバー候補として、佐藤琢磨とセバスチャン・ブエミをテストすることを発表した。

そして親チームのレッドブルでは、2009年からデビッド・クルサードに代わりセバスチャン・ベッテルの獲得を発表したが、クルサードがイタリアGPで引退し、翌戦シンガポールGPからベッテルが昇格するとの噂が流れている。

そうなった場合、トロ・ロッソのシートが1つ空くことになる。

トロ・ロッソは、イタリアGPの翌週のヘレステストで佐藤琢磨とセバスチャン・ブエミをテストすることを発表しており、そのどちらかをシンガポールGP以降の4レースに参戦させることになるかもしれない。

そうなれば、低迷しているセバスチャン・ブルデーと候補者の実力を実際のレースで確認することができる。

残り4レースには、もちろん日本GPが含まれる。仮に佐藤琢磨がトロ・ロッソのシートを獲得すれば、レッドブルは日本で絶大な人気を誇る佐藤琢磨をレッドブル・グループのドライバーとして参戦させるができ、レッドブルの日本市場への十分なアピールできるだろう。

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カテゴリー: F1 / デビッド・クルサード / レッドブル・レーシング / トロロッソ / 佐藤琢磨