シャルル・ルクレール F1アメリカGPスプリント予選「ソフトでペースがなかった」
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フェラーリのアメリカグランプリ週末は、カルロス・サインツJr.が唯一のプラクティスセッションでフェラーリのワンツーをリードし、期待通りのスタートを切った。
SQ1では、必須のミディアムタイヤで、ルクレールがスプリント予選の最初のセッションでトップとなり、サインツが2番手となった。
しかし、ソフトタイヤでSQ3が行われた際、フェラーリはパフォーマンスウィンドウでレッドブルとメルセデスに遅れをとった。
「ソフトタイヤでは、メルセデスが僕たちのマシンにはない何かを手に入れたのは確かだ」とルクレールは説明した。
「ミディアムタイヤでは僕たちは好調だったが、ソフトタイヤではなぜか1位を争うだけのペースがなかった」
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シャルル・ルクレールはスプリント予選で3位となり、マックス・フェルスタッペンのベンチタイムから0.2秒遅れ、2位のラッセルからは0.214秒遅れとなった。
セクター1でのミスが痛手となったルクレールは、スプリント予選の最終ラップについて「少し雑になってしまった。でも、変なことをしたわけではなく、フィーリングが良くなかっただけだ」と語った。
「でも、こういうことは起こるものだし、特に走行時間が限られている場合は、なおさらだ」
「だから、明日は挽回するチャンスがある。3位はスプリント予選としては悪くない結果だ」
シャルル・ルクレールは、フェラーリのアメリカGPの見通しについて疑問を抱いている
2024年シーズンにおいて、ソフトタイヤでの1周のペースを引き出すことはフェラーリにとってしばしば悩みの種となってきたが、その一方で、スクーデリアはレースコンディションでは強力なマシンを手にしている。
しかし、F1スプリント週末での走行がほとんどないため、ルクレールはアメリカGPの残りのレースが自分とチームにとってどうなるかを判断するのが難しいと感じている。
「今のところマックス(フェルスタッペン)が非常に速そうに見えるので、レースペースで誰が速いのか、まだよくわからない」とルクレールは語った。
「今はまだ疑問符がたくさんあるけど、少なくともスプリントレースで勝てれば、日曜に向けて良い兆しになるだろう」
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