BMWザウバー 歴代F1マシン

2009年11月15日
BMWザウバー F1マシン
BMWがF1から撤退することで、BMWザウバーF1チームとしての歴史は今年で幕を閉じる。

2005年末にBMWがザウバーを買収してBMWザウバーF1チームとなって以来、チームは着実に力をつけ、優勝1回、ポールポジション1回、16回の表彰台を獲得。70戦に出走し、合計で308ポイントを獲得した。

BMWザウバーの歴代F1マシンを中心に4年間の歴史を振り返る。

ペトロナス、2010年もザウバーの支援を継続

2009年11月5日
ペトロナス ザウバーの支援を継続へ
トヨタがF1撤退を決定したことで、マレーシアの石油会社ペトロナスは、ザウバーとの長期的なパートナーを継続することになりそうだ。

BMWの撤退により、ザウバーの計画は不確実となったため、ペトロナスは他チームを支援してF1に留まる予定であるとされていた。

これまでマレーシアのチームであるロータスが、ペトロナスを引き継ぐ有力候補とみられており、チーム代表のトニー・フェルナンデスもアプローチしていたことを認めていた。

BMWザウバーF1チームの軌跡

2009年11月3日
BMWザウバーF1チーム
2009年シーズンが終了し、BMWザウバーF1チームとしての歴史は幕を閉じた。

BMWザウバーF1チームは、2005年にBMWがザウバーを買収して設立。4年間で70のグランプリに参戦し、優勝1回、ポールポジション1回、16回の表彰台を獲得。合計で308ポイントを獲得。

しかし、BMWは7月に2009年シーズン限りでF1から撤退することを発表。9月にはカドバックにチームを買収したことを発表したが、2010年のグリッドはまだ獲得できていない。

BMWザウバー:ニック・ハイドフェルドが5位入賞 (F1アブダビGP)

2009年11月2日
BMWザウバー F1アブダビGP 結果
BMWザウバーは、F1アブダビGP決勝レースで、ニック・ハイドフェルドが5位、ロバート・クビサは10位だった。

BMWザウバーとして最後のレース。8番グリッドからスタートしたニック・ハイドフェルドが5位入賞。この結果でハイドフェルドはクビサを抜いてドライバーズランキング13位でシーズンを終了。さらにBMWザウバーは、ウィリアムズを抜き、コンストラクターズ6位でシーズンを終えた。

BMWザウバー:2台揃ってQ3進出 (F1アブダビGP予選)

2009年11月1日
BMWザウバー F1アブダビGP 予選
BMWザウバーは、F1アブダビGP予選で、ロバート・クビサが7番手、ニック・ハイドフェルドが8番手だった。

ロバート・クビサ (7番手)
「残念なことに、僕は昨日の2回目のフリー走行を逃してしまった。結果として、僕はこの時間のトラックコンディションを経験できなかった。コンディションはフリー走行3回目と比べて完全に異なっていた。低い温度は、クルマのバランスにかなり大きく影響した。7位で予選を終えられたことはかなり満足だし、明日はポイントを争えると楽観的に捉えている」

ニック・ハイドフェルド Q&A:2010年もF1にいる自信がある

2009年10月31日
ニック・ハイドフェルド
ニック・ハイドフェルドは、2010年もF1に留まることに自信をみせている。

BMWが今シーズン限りでF1撤退を発表し、ザウバーチームの来シーズンのグリッドは確定していない。チームメイトのロバート・クビサはルノーのシートを獲得したが、ハイドフェルドの来季のシートは決まっていない。

しかし、ハイドフェルドは2010年もF1でレースを続けられるだろうと語る。

BMWザウバー:F1アブダビGP初日

2009年10月31日
BMWザウバー F1アブダビGP初日 結果
BMWザウバーは、F1アブダビGP初日のフリー走行で、ニック・ハイドフェルドが13番手、ロバート・クビサはエンジントラブルにより20番手だった。

ニック・ハイドフェルド (13番手)
「トラックは求める全てを提供してくれる。舗装も良いし、レイアウトは、セクター1には高速コーナーがあって、セクター2は果てしないストレートとオーバーテイクの可能性を提供してくれるし、セクター3は狭く風が強いけどうまく流れていて、かなり良いね」

マリオ・タイセン、BMWとの決別はまだ決断せず

2009年10月29日
マリオ・タイセン
マリオ・タイセンは、まだ自身の将来を決めていないようだ。

1970年代後半にBMWでのキャリアをスタートさせたマリオ・タイセンは、10年以上にわたってF1を含むBMWのモータースポーツ活動の責任者を務めてきた。

だが、今週末のアブダビGPでBMWはF1から撤退。チームは投資グループのカドバックに買収されたが、マリオ・タイセンはF1チームに残る可能性を否定していない。

ペーター・ザウバー、新F1チームの参戦妨害に怒り

2009年10月26日
ペーター・ザウバー
ペーター・ザウバーは、自らが1990年代初めに設立したF1チームの将来が深刻な危機にあることに怒りを表している。

BMWがF1撤退を発表した後、チームはカドバックに売却されたが、FIAは参戦権をロータスF1チームに与えたため、ザウバーチームは来年のグリッドを獲得できていない。

ザウバーチームが2010年に参戦するには、全F1チームが参戦枠を14チームに拡大する必要があるが、ウィリアムズはザウバーの申請を拒否。チームは、来年参戦するチームの計画が頓挫するのを待つしかない状態だ。
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