渦中の人物であるラッセル・キング
カドバックによるザウバー買収が崩壊寸前だとスイスの“Sonntagszeitung”が報じている。

BMWとトヨタのF1撤退により、ザウバーは2010年のF1エントリーの承認を待っている状態にある。

しかし同紙は、カドバックのF1投資家が、実際には資金豊富な中東からの資金援助を得られていないと報じている。

カドバックの背後にいるとされているのは、保険金詐欺の罪で収監され、資産も凍結されているラッセル・キングという人物。

ラッセル・キングがプロジェクトに資金を出せない状況にはBMW法務部でさえも驚いているされており、現実的な資金不足は、FIAを公式エントリー承認の際に躊躇させる可能性もある。

ラッセル・キングは、2009年を6位で終えたBMWザウバーの商業収入を期待していたとみられている。

FIAは11月末には、2010年の正式なエントリーリストを発表するものとみられている。

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カドバック(Qadbak)とラッセル・キング

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カテゴリー: F1 / BMW