2009年11月のF1情報を一覧表示します。

小林可夢偉 「2010年の契約にサインする目前だった」

2009年11月6日
小林可夢偉
小林可夢偉は、トヨタがF1撤退しなければ2010年のシートを獲得できていただろうと語る。

一時は父親の継ぐ寿司屋で働くことさえ考えたという小林可夢偉だが、負傷したティモ・グロックの代役として参戦したラスト2戦で印象的なパフォーマンスをみせ、パドックの評価をあげていた。

しかし、トヨタは2009年をもってF1から撤退することを発表。小林可夢偉は、GP2に参戦する予算はないため、2010年にF1で残れれなければ、日本に帰国しなければならないだろうと語る。

キミ・ライコネン、2010年は休暇の方が儲かる?

2009年11月6日
キミ・ライコネン 2010年は休暇?
キミ・ライコネンは、2010年は休暇をとった方がお金を儲けることになりそうだ。

キミ・ライコネンが現在のマクラーレンを受けた場合の報酬は1,500万ユーロだが、休暇に充てると1,700万ユーロを得ることになるとドイツの“Auto Motor und Sport”は報道。

これは早期契約解除で合意したフェラーリが、条件として休暇なら1,700万ユーロ、そうでなければ1,000万ユーロを支払う約束をしているためとされている。

ウィリアムズ、コスワースの技術力に期待

2009年11月6日
ウィリアムズ コスワース
ウィリアムズのテクニカルディレクターであるサム・マイケルは、来シーズンF1に復帰するコスワースが競争的なエンジンを供給してくれると確信している。

ウィリアムズは、ここ3年トヨタエンジンを使用していたが、来年からはコスワースエンジンを搭載する。

コスワースは3年間F1から離れていたが、サム・マイケルはコスワースが力強いエンジンを提供してくれると楽観視している。

エアロラボ、フォース・インディアのスパイ疑惑に反論

2009年11月6日
ロータスF1 風洞モデル
エアロラボは、ロータスの風洞モデルが、VJM02に酷似しているというフォース・インディアに反論。データを親会社であるフォンドテックに伝えたとのフォース・インディアの主張を否定した。

ロータスの風洞モデルは、エアロラボの親会社であるフォンドテックによって設計された。エアロラボは、9月までフォース・インディアとともに作業していた。

来年F1に復帰するロータスは、元フォース・インディアの技術代表だったマイク・ガスコインとフォンドテックがマシン開発に取り組んでいる。

トヨタ、F1チーム売却を改めて否定

2009年11月6日
トヨタ F1チーム売却を否定
F1撤退を発表したトヨタは、ホンダやBMWのようにF1チームを売却することはないと改めて否定した。

ホンダがF1から撤退したときは、ロス・ブラウンを含むチームの経営陣に1ポンドでチームを譲った。BMWもカドバックへチームを売却している。

しかし、トヨタのジョン・ハウエットは「検討はされたが、却下された」とチーム売却はないと語る。

USF1、いまだクラッシュテストさえ実施せず

2009年11月6日
USF1 2010年のエントリーを販売?
USF1が、まだマシンコンポーネントの内部的なクラッシュテストさえ行っていないと“Blick”と“Auto Motor und Spor”が報道。USF1は、チームが獲得した2010年のエントリーの販売を考えているのではないかとの見方が強まっている。

USF1がクラッシュテストを行っていないと報道に対し、ロス・ブラウンは、「我々は過去2ヶ月間のうちに、公式テストに向け新車のクラッシュテストを行った」とコメント。

ルノー、F1参戦に関する決定を年末まで先送り

2009年11月6日
ルノー カルロス・ゴーン
ルノーは、将来のF1参戦に関する決定を年末まで先送りした。

トヨタがF1撤退を発表した4日(水)、ルノーはパリで臨時取締役会を開催。F1からの即時撤退の可能性が報じられていた。

ルノーのカルロス・ゴーンCEOは、ルノーの今後のF1参戦について明言せず、2009年末までに決定すると述べた。

ヤルノ・トゥルーリ 「トヨタF1撤退に驚きはなかった」

2009年11月6日
ヤルノ・トゥルーリ トヨタF1撤退
ヤルノ・トゥルーリは、トヨタがF1から撤退すると決定したことにまったく驚かなかったと語る。

2004年からトヨタに所属していたヤルノ・トゥルーリは、しかし来年もうチームと作業できないことがわかり動揺したと語る。

「チームのみんなのことを考えると少し悲しかったけど、決定には驚かなかった。みんなとは素晴らしい関係だったし、彼らと将来再び働けることを願っている」とトゥルーリは“カゼッタ・デロ・スポルト”紙にコメント。

ロータス 「11月中にドライバーを確定させたい」

2009年11月6日
マイク・ガスコイン
ロータスのマイク・ガスコインは、今月末までにドライバーを確定することを期待しており、2名の経験豊富なドライバーの起用を望んでいると語る。

マイク・ガスコインは、新人やペイドライバーは考慮していないと語る。ロータスのシートの1つは、トヨタF1撤退によりシートが確定していないヤルノ・トゥルーリが有力とみられている。

「我々は2人の経験豊富なドライバーを探している。我々はペイドライバーや新人ドライバーは探していない。チームにとってはそれが非常に重要だと考えている」とガスコインは語る。
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