オスカー・ピアストリ 2026年限りでマクラーレンF1離脱を検討との報道

マクラーレンのドライバー市場に大きな影響を与える可能性があるこの報道は、2027年のF1シリーシーズンを左右する重要な動きとして注目されている。
ピアストリが離脱を検討と現地報道
ブラジルの『Grande Prêmio』によると、現在ドライバーズランキング6位につけるオスカー・ピアストリは、2026年シーズン終了後に契約解除条項を行使し、マクラーレンを離脱する可能性を検討しているという。
記事では、この動きが実現すれば、マックス・フェルスタッペンがマクラーレンへ移籍する道が開かれると伝えている。
ピアストリは2023年、アルピーヌとの契約問題がFIAの契約承認委員会(CRB)に持ち込まれた末、マクラーレン入りが正式に認められた経緯がある。
不満の背景は2025年のチームオーダー
報道では、ピアストリとマクラーレンの関係が悪化したきっかけとして、2025年イタリアGPが挙げられている。
当時、マクラーレンはピットストップでのミスを補うためランド・ノリスを優先する戦略を採用。その結果、ピアストリはレース終盤にノリスだけでなくフェルスタッペンにも逆転を許した。
この判断は、ピアストリ本人だけでなく、マネージャーを務めるマーク・ウェバーとマクラーレン首脳陣との関係にも影響を及ぼしたという。
記事では、ウェバーが「マクラーレンではピアストリがナンバー1ドライバーになれない」と考え、新天地を模索していると伝えている。
フェルスタッペンにも移籍の可能性
一方で、フェルスタッペンもレッドブルでの将来が不透明になりつつある。
2026年マシンへの不満に加え、イギリスGPではオーストリアGP予選と同様のリアウイングの不具合によってリタイア。レース後には父ヨス・フェルスタッペンとマネージャーのレイモンド・フェルメーレンがローラン・メキース代表と話し込む姿も目撃された。
さらにドイツ紙『Bild』は、フェルスタッペンの契約には成績に応じた離脱条項が存在すると報道。イギリスGP終了時点でランキング2位との差が78ポイントとなり、夏休み前までにトップ2へ浮上できない状況となったことで、その条項を行使できる条件を満たす可能性があるとしている。
また、オランダ紙『De Telegraaf』は、2028年からマクラーレン加入が決まっているジャンピエロ・ランビアーゼに対し、レッドブルが技術情報の共有を制限しているとも報じている。
2027年は「交換移籍」が有力との見方
『Grande Prêmio』は、両者の状況を踏まえれば、最も自然なシナリオはフェルスタッペンがマクラーレンへ移籍し、空いたレッドブルのシートにピアストリが加入する「交換移籍」だと分析している。
マクラーレンは現在メルセデス製パワーユニットの信頼性問題を抱えながらも、将来性の高いプロジェクトを進めているとされる。一方、ピアストリはレッドブルでエースドライバーとして新たなキャリアを築く可能性があるという見方だ。
もっとも、今回の内容はいずれも『Grande Prêmio』や『Bild』、『De Telegraaf』など各メディアによる報道に基づくものであり、マクラーレン、レッドブル、両ドライバー陣営から正式な発表は行われていない。2027年のドライバー市場を占う上で注目すべき情報ではあるが、今後の公式な動向を見極める必要がある。
カテゴリー: F1 / オスカー・ピアストリ / マクラーレンF1チーム
