キミ・アントネッリ F1イギリスGPで圧巻ポール「先頭アタックはストレスだった」

それでもアントネッリは難しいコンディションを克服し、フェラーリ勢のシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンを抑えてポールを獲得。メルセデスは2026年シーズン開幕から9戦連続でグランプリ予選ポールポジションを守り抜いた。
Q3最終アタックは「最初に走るのが好きじゃない」
アントネッリはQ3最後のアタックで最初にコースへ出ることになったことが精神的な負担だったと振り返った。
「少しストレスを感じていた。最後のアタックで最初に走るのは本当に好きじゃないんだ。でも最後のラップはすごくクリーンにまとめることができたし、すべてがうまく噛み合った」
また、この日のシルバーストン特有の強風にも苦しめられたという。
「風がとても難しかった。突風が強くて予測できなかった。でも予選を通して少しずつ改善できたし、最後にポールを持ち帰ることができて本当に満足している」
Q2ではブレーキの不具合にも直面
予選は順調だったわけではない。アントネッリはQ2でフロントタイヤのロックアップに加え、ブレーキペダルのトラブルにも見舞われていたことを明かした。
「今日は特にターン3でフロントをロックしやすかった。Q2最初のランでもフロントをロックしてしまった」
「さらにブレーキペダルにも少し問題があった。ブレーキを踏み始めたときに最初は反応せず、そのせいでブレーキングが少し遅れてしまった」
その後、セットアップを調整したことで改善したという。
「セットアップを少し変更したことでブレーキングへの自信を取り戻すことができた」

マシンは変更せずセッティングを最適化
スプリント予選ではルイス・ハミルトンにポールを奪われたメルセデスだが、一夜で速さを取り戻した理由について、アントネッリはマシン自体は変更していないと説明した。
「マシン自体はまったく変えていない」
「変更したのはデファレンシャルやブレーキマイグレーション、それにドライビングだけだ。それらを調整して、自分が予選を通して改善できるセッティングを見つけることができた」
決勝はフェラーリ勢との戦いを警戒
スプリント優勝でランキング首位をさらに広げたアントネッリは、決勝でも優勝候補の筆頭だが、2番手ルクレール、3番手ハミルトンのフェラーリ勢を警戒している。
「もちろん簡単なレースにはならない。後ろにはフェラーリが2台いるし、彼らは間違いなく協力してくるはずだ」
「彼らのペースはとてもいい。でもスプリントでは僕たちも強かった。明日も同じペースを維持して、いいレースができればと思っている」
メルセデスは予選での無敗記録を9戦連続へ伸ばした一方、決勝ではフェラーリ勢が強力なライバルとなる。アントネッリがスプリントに続いてシルバーストンを完全制覇できるかが注目される。
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