キミ・アントネッリ F1王者アイルトン・セナとの比較を一蹴「公平ではない」
アンドレア・キミ・アントネッリは、自身をF1史上屈指の名ドライバーであるアイルトン・セナと比較する声について、「公平ではない」と否定した。

モナコGPで5連勝を達成したアントネッリは、チャンピオンシップで2番手のルイス・ハミルトンに66ポイント差をつけて首位を快走している。しかし本人は、偉大な先人との比較やタイトル争いを意識するのではなく、自らの成長とプロセスに集中する姿勢を強調した。

セナとの比較は「公平ではない」
19歳のアントネッリは、2025年にメルセデスからF1デビューを果たし、わずか2年目にしてタイトル争いの中心人物となった。モナコGPでの勝利は5連勝となり、その活躍ぶりからF1の歴史に残る名ドライバーたちとの比較も増えている。

特にモナコは、アイルトン・セナが6勝と5回のポールポジションを記録した伝説的な舞台であり、両者を重ね合わせる声も上がった。

しかしアントネッリは、その比較を快く思っていないという。

「いや、その話は読んでいないし、正直なところ僕はそういう比較が好きではない。F1の歴史を築いた人物と比較されるべきだとは思わないからだ」

「僕はまだ彼が成し遂げたことのほんの一部すら達成していない。だから比較するのは公平ではないと思う」

アントネッリは幼少期から父親とともにセナの映像を見て育ち、自身のカーナンバー『12』もセナへの敬意を込めて選んだことを明かしている。それでも、自分をセナと同列に扱うことには強い違和感を抱いている。

「彼は僕のアイドルだし、インスピレーションを与えてくれる存在だ。でも今の段階で比較されるのは適切ではないと思う」

「僕のキャリアはまだ始まったばかりだ。達成すべきことも、やるべきことも、改善すべきこともたくさんある」

「そして僕はまだ彼のレベルには遠く及ばないと思っている」

タイトル争いよりもプロセスを重視
アントネッリは現在ランキング首位を独走している。F1史上、これほど大きなポイントリードを築いてタイトルを逃した例はないものの、2026年シーズンはまだ16戦を残している。

そのため、アントネッリは史上最年少チャンピオンの可能性についても冷静な姿勢を崩していない。

「チャンピオンシップについては、それほど気にしていない」

「もちろん、自分の前に大きなチャンスがあることは分かっているし、そのチャンスを最大限に生かしたいと思っている」

一方で、そのプレッシャーを背負ってレースをするつもりはないと語る。

「でも、それを考えながら走ったりレースをしたりしたくはない」

「僕はただプロセスに集中したい。自分がやるべきことに集中し、そしてできるだけドライビングや週末そのものを楽しみたい」

「とにかくできる限り速く走ることを目指す。そしてシーズンの終わりにどこへたどり着くのか見てみたい」

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カテゴリー: F1 / アンドレア・キミ・アントネッリ / メルセデスF1 / アイルトン・セナ / F1バルセロナ・カタルーニャGP