アルファタウリ・ホンダF1代表 「2021年シーズについてかなり楽観的」
アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、開幕2戦での有望なパフォーマンスを後、2021年のF1世界選手権でのチャンスについて楽観的だ。

レッドブルのジュニアチームであるアルファタウリ・ホンダF1は、バーレーンGPとエミリア・ロマーニャGPの両方でポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権で5位につけている。

昨年、アルアタウリ・ホンダは17戦中15戦で入賞を果たし、ランキングこそ7位だったが、チーム史上最多の107ポイントを獲得した。そこにはピエール・ガスリーのF1イタリアGPでの衝撃的な勝利も含まれていた。

今シーズンに向けて、アルファタウリ・ホンダF1は、ミッドフィールドのトップを争えるとさえ考えられた。実際にはマクラーレンが頭一つ抜き出ているが、マシンはフェラーリと戦えるポジションにおり、アストンマーティンやアルピーヌというライバルを上回っているように見える。

「この車はシャシー側から見てかなり競争力があるようだ」とフランツ・トストは説明する。

「特に空力面ではバイチェスターのチームは本当に良い仕事をしたと思う」

「だが、パワーユニットでも、ホンダは冬の間、大幅に改善を果たした。この新しいエンジンはパワーが大きいし、今シーズンはかなり楽観的だ」

ピエール・ガスリーは2021年もアルファタウリ・ホンダF1に残り、チームにはダニール・クビアトに代わってルーキーの角田裕毅が加入した。

20歳の日本人ドライバーである角田裕毅は高い評価を受けており、最初の2回のグランプリで強いポテンシャルを示している。

「我々には2人の速いドライバーがいる」とフランツ・トストは続けた。

「ピエールは経験豊富だ。彼は今季で4シーズン目だ。それは彼がどのような走りをしているかでも見ることができると思う」

「裕毅は、新人、ルーキーだが、彼はとても速く、本当に熟練したドライバーだ。我々は成功するシーズンを迎えることを期待している」

角田裕毅はバーレーンでのF1デビューで9位、ピエール・ガスリーはイモラで7位でフィニッシュした。ピエール・ガスリーはランキング9位、角田裕毅は2位後ろの11位につけている。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / ホンダF1