アルファタウリF1 「角田裕毅のクラッシュは新人の頃に誰もが経験すること」 / F1エミリア・ロマーニャGP 予選
アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、F1エミリア・ロマーニャGPの予選での角田裕毅のクラッシュは“ルーキー時代に誰もが経験すること”だと擁護する。

実際、シーズンが始まる前、アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、F1でのルーキーシーズンの急な学習曲線のなかで角田裕毅が“何回かクラッシュする”ことを予想していると話していた。

ジョディ・エギントンも、角田裕毅が今回の予選で犯したようなミスはすべてF1の“ルーキージャーニーの一部”だと表現する。。

角田裕毅は落ち着く必要があるのか質問されたジョディ・エギントンは「彼はここまでかなり評価されてきたと言っても過言ではない」とコメント。

「彼はFP2と今日で良いパフォーマンスを示していた。ラップは順調にスタートし、ラップの早い段階で言うことをきかなかったり、馬鹿げたことをしたわけではない。セクター1は非常にいい感じだった。彼は縁石の上で少しスロットルを速く開けてしまった。それで全てが彼の手を離れてしまった」

「若いドライバーがキャリアの早い段階で起こることの1つにすぎないと思う。誰もがルーキー時代にあのような事件を経験していると思う。だから、彼がハードにプッシュしすぎたという傾向ではないと思いう。とにかく今日は彼の手から離れてしまった」

「後から考えれば、彼はもう少し余裕を持ってやるべきだったかもしれない。だが、そこもルーキージャーニーの一部と言えるのではないか?」

また、土曜日を総括してジョディ・エギントンは次のように語った。

「昨日のクルマは競争力があったし、このレースにもたらした開発には非常に満足している。クルマのスピードは良好で、両方のドライバーがそれを最大限に活用している」とジョディ・エギントンはコメント。

「これは今日もFP3で続いたが、金曜日と土曜日に他のチームが異なる戦略を実行したため、フィールドは少しタイトになった。そのため、予選は緊密な戦いになると確信していた」

「裕毅は今日のQ1の走行で不運だった。ラップはかなりうまく形を整えていたが、彼はシケインから出てきたマシンコントロールを失い、ウオールにぶつかり、いくらかのダメージを負った。このようなのことはF1への旅の途中で若いドライバーに起ることだが、彼はそこから立ち直ってくれるだろう。最も重要なことは彼い怪我がなかったことだ。明日までに間に合うようにマシンを修理していく」

「ピエールは、それほど難しいことなく、はるかに簡単に予選を進めていった。彼はなんとか1セットのタイヤでQ1を突破し、Q2でもそれらをうまく利用し続けた。その後、Q3の最終走行で、彼は本当に良いラップを完了することができました。マシンから最大限を引き出した」

「ピエールの予選ポジションは、今週末のクルマの位置を表している。ミッドフィールドの戦いにしっかりと入っており、日曜日には多くのポイントを目指して戦う予定だ」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / ホンダF1 / F1イタリアGP / 角田裕毅