佐藤万璃音、F1マシンでの初走行は「何もかもが衝撃的だった」 / アルファタウリ・ホンダ F1ヤングドライバーテスト
佐藤万璃音が、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで開催されたF1ヤングドライバーテストにアルファタウリ・ホンダからから参加。127周を走行して13番手タイム(1分38秒495)を記録した。

F1チームや自動車メーカーの支援を受けずに海外に挑戦している佐藤万璃音は、今年トライデントからFIA-F2に参戦。1ポイントを獲得してランキング22位でシーズンを終了している。

若手ドライバーにF1マシンでの走行機会を与えることを目的とした今回のF1ヤングドライバーテストで、佐藤万璃音はアルファタウリ・ホンダでの走行機会を得てF1マシン初走行を実現。ホンダF1の支援を受けて参加している角田裕毅とともにアルファタウリ・ホンダは日本人ドライバー2人というラインアップでテストを行った。

「まず、今日は初めてF1カーをする機会を与えてくれたスクーデリア・アルファタウリの皆さんに感謝したいです」と佐藤万璃音はアルファタウリ・ホンダのプレススリースにコメントを寄せた。

「かなり多くの周回数を走り込むことができましたが、ソフトコンパウンドでの走行で少しトラフィックに巻き込まれてしまったのは残念でした。そこまではいい感じでしたが、今日は自分の持っているすべてを出し切れたとは言えません」

「それでも、F1カーでの初日は本当に楽しかったですし、素晴らしい経験でした。またすぐにこのマシンを運転できることを願っています」

また、自身のTwitterで改めてテストを振り返った。

「僕の人生の中で、特別な1日でした」と佐藤万璃音は投稿。

「初めてのF1は物凄いパワーで、物凄いグリップで、何もかもが衝撃的でした。テストメニューも全部こなした上で、トラブルフリーでたくさん距離を走らせてくれたチームに感謝です」

「最高の1日でした。ありがとう」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / ホンダF1