アルファタウリ・ホンダF1 「中団バトルがいかにタイトかを示す良い例」 / F1サヒールGP 決勝
アルファタウリ・ホンダF1の車両パフォーマンス担当チーフエンジニアを務めるクラウディオ・バレストリが、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝レースを振り返った。

アルファタウリ・ホンダは2台とも2ストップ戦略を採用したが、特に2回目のセーフティカーのタイミングは有利に働かなかった。二人ともその直前にタイヤ交換を済ませており、再開後はフレッシュなタイヤでもDRSトレインから抜け出すことができず、ダニール・クビアトが7位、ピエール・ガスリーが11位でレースを終えた。

「今日のレースは中団バトルがいかにタイトかを示す良い例だ」とクラウディオ・バレストリはコメント。

「最初のセーフティカー期間の終了後、ダニールは5番手、ピエールが7番手にいて、オプションでの第1スティントのペースは良かった。その後、2台ともプライムタイヤを装着し、それでもペースは競争力があった。ライバルたちのハードコンパウンドのパフォーマンスをモニターした結果、最終スティントでは和我々もハードタイヤを使うことにした」

「バーチャルセーフティカーとセーフティカーの出動は1ストップ戦略の人々に有利に働いた。我々の選択肢にはなかった戦略だ。今日は良いペースを見せることができ、特にダニールは好調だった。彼は堅実なレースで7位フィニッシュした。もう一方のガレージのピエールは不運にもポイント圏内まであと1つという11位でフィニッシュした。これから我々はこの先例のないシーズンの最終戦、アブダビの準備に思考を切り替えなければならない」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / ホンダF1 / F1バーレーンGP