フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソは、先週末のF1ヨーロッパGPでのセーフティカー問題に過剰に反応し過ぎたことを認め、FIAがレースを“操作”したという疑惑を高めたわかったわけではないと釈明した。

フェルナンド・アロンソはレース後、FIAがセーフティカーをオーバーテイクしたルイス・ハミルトンへのペナルティ決定に時間をかけ、ハミルトンを優遇したと怒りをあらわにしていた。

ペナルティの遅れにより、ハミルトンはドライブスルーペナルティを受けても順位を落とすことなく2位でフィニッシュした。

レースから2日経ち、フェルナンド・アロンソは「レース直後に比べると今はかなり冷静になっている」と自身のブログで説明。

「あの時は感情的に反応してしまった。あのような状況では誤解や疑いを招きかねない発言をしてしまいがちだ。そんなつもりはなかった」

「もちろん、スチュワードは難しい仕事をしていて、裁定を下すのが簡単ではないことは理解している。僕が言いたかったのは、残念ながら今回の状況で、規約を尊重したドライバーが、ペナルティは受けたとはいえ規約に違反したドライバーよりも損をしたということだ」

「これは特定のドライバーのことを言っているわけではない。一般的な問題であり、このようなことが二度と起こらないように冷静に話し合う必要があると思っている」

FIAは、ヨーロッパGP後のアロンソとフェラーリの批判について処分を下すことはないようだ。逆にFIA側も今回の問題を重要視しており、イギリスGPまでにこの問題を話し合う予定になっている。

「FIAが素早く対応し、テクニカル・ワーキング・グループの臨時会議が招集されたと聞いて嬉しい。あらゆる問題が議論されて、総合的に解決されると信じている」


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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ