フェルナンド・アロンソ F1モナコGP「Q3進出ならポイント獲得の可能性」
フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、2026年F1モナコGPを前に、厳しい現状を認めながらもポイント獲得への可能性を語った。

アストンマーティンは今季ここまで苦戦が続いており、メルセデス、マクラーレン、フェラーリ、レッドブルのトップ4勢力との差は大きい。さらにアルピーヌを筆頭に、ウィリアムズ、ハースF1チーム、レーシングブルズもライバルとして立ちはだかる状況だ。

モナコは今季最も走りたいレースのひとつ
アロンソはモナコGP開幕を前に行われたメディアセッションで、今季の中でも特に走るのを楽しみにしている週末だと明かした。

ただし、好結果を残すためにはすべてが完璧に噛み合う必要があると強調している。

チームが警戒している課題のひとつは冷却系統の問題だ。ホンダも数日前にその重要性について言及していた。

そしてもうひとつが、マイアミGP以降に続いているギアボックスの問題である。特にシフトダウン時の挙動が懸念されている。

ギアボックス問題への警戒
「ここでは間違いなくギアボックスの問題は起きてほしくない。マイアミ以来ずっと抱えている問題だし、ここはそれが起きるのに最悪の場所だ」

「シフトダウン時に不具合が出れば壁に突っ込むことになるし、ドライバーはまるで自分がミスしたように見えてしまう。その瞬間にクルマは全開加速してしまうからだ」

「そうならないよう確実にしなければならないし、カナダで進めた方向性を維持する必要がある」

アロンソはさらに、モナコは現在のアストンマーティンにとって比較的チャンスのあるサーキットだと考えている一方で、現実的な見方も崩していない。

「僕はモンツァよりもここで走る方が好きだ」

「すべてが完璧に噛み合う必要がある。シフトダウン時の問題が起きず、すべてが正常に機能しなければならない」

「カナダは重要な週末だった。クルマに乗るのが楽しみだし、モナコは特別な場所だ」

「ただ同時に現実的でなければならない。僕たちはトップ10からかなり離れている」

「13番手や14番手から少しリスクを取ればポイント圏内に入れるような状況ではない。むしろ20番手や21番手まで落ちる可能性もある。それほど大きな差がある」

予選がすべてを決める週末
モナコでは例年どおり予選結果が決定的な意味を持つ。

アクティブエアロが使用できない週末となるが、現在のF1マシンのサイズを考えればオーバーテイクは依然として極めて難しいとアロンソは見ている。

決勝での順位変動はほとんど期待できないというのがスペイン人ベテランの見立てだ。

「Q3まで進めればポイント圏内でフィニッシュできるはずだ」

「楽観的に聞こえるかもしれないが、良いプラクティスを重ねて自信を得られれば可能性はある」

「路面がどう進化するか、2秒速くなるのか遅くなるのかも分からない」

「予選の本番になれば、路面グリップ、路面温度、タイヤ温度、これまでより速くなるのかどうか、22台すべてがコース上にいる状況などを見極めなければならない」

「我々のコントロール外にある要素も多いが、同時にコントロールできる部分もたくさんある」

モナコで試されるアストンマーティンの改善効果
アロンソの発言からは、カナダGPで見せた改善傾向に一定の手応えを感じている様子もうかがえる。

ただし現状ではポイント獲得を当然視できる位置にはおらず、ギアボックスの信頼性確保と予選での一発の速さが不可欠だ。特にモナコではオーバーテイクがほぼ不可能なため、アロンソが語るように「Q3進出」が日曜日の結果を大きく左右することになりそうだ。

アストンマーティンにとっては、カナダで見え始めた改善の兆しが本物なのかを測る重要な週末となる。アロンソ自身も現実を見据えながら、その答えを確かめることを楽しみにしている。

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / ホンダF1 / F1モナコGP / アストンマーティンF1チーム