アレクサンダー・アルボン ペナルティに困惑「ハミルトンに影響はなかった」

ターン14でハミルトンのイン側に仕掛けた際、アルボンのフロントウイングがフェラーリの左リアと接触し、アルボン側は翼端板の一部を失ったが、ハミルトンのマシンに目立ったダメージは確認されなかった。
アルボンはレース後、「ルイスがミスをしたのでオーバーテイクに行った。正直、わずかな判断ミスだったかもしれないけど、本当に軽微だった」と説明した。
スチュワード判断「ハミルトンのレースへ影響はなし」
スチュワードはこの接触についてアルボンに5秒加算ペナルティとライセンスポイント1点を付与し、今季の累積は5点となった。
アルボンは「彼に影響がなかったのにペナルティになったのは驚いた。なぜこんなに厳しいのか分からない」と公式F1チャンネルに語っている。
スチュワードは判定文で「比較的軽微な接触であり、カー44(ハミルトン)は影響を受けなかった」とし、処分は軽減されたと説明した。

フォーメーションラップ速度違反でレース前にもレプリマンド
アルボンはフォーメーションラップ開始時にも、速度を上回って加速したとしてレプリマンドを受けた。
アルボンは無線トラブルでチームからの注意喚起を受け取れず、ピットレーンスピードリミッターを作動させないまま発進してしまい、ポールポジション地点に到達する前に時速92kmに達したという。
スチュワードは「スポーティングアドバンテージは得ていない」として、レプリマンド(戒告)が適切と判断した。
これによりアルボンは今季3度目のレプリマンドとなり、5回に達すると自動的に10グリッド降格ペナルティが科される。
カテゴリー: F1 / アレクサンダー・アルボン / ウィリアムズ・レーシング / F1ラスベガスGP
