アレクサンダー・アルボン F1オランダGP予選「タイヤが全然なかった」

アルボンはウィリアムズのF1マシンでQ2敗退を喫し、日曜の決勝を15番手からスタートすることになった。一方でチームメイトのカルロス・サインツはQ3に進出し9番手を獲得した。
アルボンはQ2敗退直後に「全然タイヤがない。なぜ僕らは自分たちでこんなことをしてしまうんだ」と無線で嘆き、それまでの週末でFP3を7番手、Q1を6番手で終えていた好調さが一気に崩れた。
アルボンは、第2セッション終盤でのタイヤ温度不足が原因だと語り、ピット出口に出るまでのタイミングが遅すぎたことを悔やんだ。
「ガレージを出たときに……たぶん2分半くらいはピットレーンで待たされていたと思う」とアルボンは言った。
「僕らがピットレーンを出た時には、すでに先に出た人たちがプッシュラップに入っていた。だから、プッシュラップ中のマシンをすべて先に行かせるためにスローアウトラップをするしかなかった。その結果、ターン1に入る時にはタイヤはまったくグリップがなく、どうすることもできなかった」

アルボンは、これはウィリアムズが改善すべき領域だと強調し、今季ずっとタイヤ温度維持に苦労してきたと認めた。
「僕らは自分たちが不利な立場にいることを理解しているし、タイヤを機能させるウィンドウが他のチームより狭いんだ」と彼は付け加えた。「今年ここまで多くのサーキットで見てきたけれど、もしクリーンなアウトラップを得られなければ、僕らは何もできない」
「この週末、通常のアウトラップは周囲のマシンより10〜15秒速いんだけど、僕のQ2の2回目のアウトラップは普段より20〜25秒遅かった。だからターン1に入ったときに何が起きるか、想像できるだろう。それがうまくいくことはない。だから苛立つんだ。簡単にはならない。僕らにとっては多くの面で難しくなる。もちろん、その瞬間は怒っているけどね」
「でも戦略的に見れば、僕らのウィンドウが他より狭いときに、クリーンエアと適切なトラックポジションを確保するのは本当に難しい。僕らにとってはタイヤをどうにかすることが最優先だと思う。それが一番の問題で、それが解決すれば他のことはすべて簡単になる。だからこそフラストレーションが溜まるんだ」
今季フェラーリからウィリアムズに加入したサインツもアルボンに同調し、「このクルマがここまで敏感だとは思っていなかった」と語った。
「キャリアの中でこんな経験は一度もなかった。でも今年を通して学んでいることなんだ」とサインツは続けた。
「僕は順応しようとして、できる限り理解しようとしている。だから時々僕がQ1で19番手に沈んだり、アレックスがQ1で19番手に沈んだりする。僕たちは普段は非常に拮抗しているドライバーなのにね」
「でも、こうした敏感さや問題に対処するのはチーム次第でもある。今日Q2とQ3でやったように、重要な時にそれを克服できるようにしないといけないんだ」
カテゴリー: F1 / アレクサンダー・アルボン / ウィリアムズ・レーシング / F1オランダGP